今回ポケカードラボでは、2020年の各時期における環境トップのデッキレシピたちを紹介していきます。
新しく出てきたものもあれば強いままのものもあるので、ぜひチェックしてみてください!
ポケモンカードのデッキを構築する時の参考になるような記事になっています。関連デッキの紹介もしているので活用してくださいね。
- デッキレシピを知りたい
- 今のポケカ環境を把握したい
- 関連デッキは?
この記事で全て解決!
2019年のポケカ環境まとめ!
2019年の環境はこちらにまとめていますので、まずは復習しておきましょう。
2020年の強いデッキレシピ集!
9月・10月
9月18日に拡張パック『仰天のボルテッカー』が発売されました。
新たなポケモンVMAXとして《イオルブVMAX》《ガラルヒヒダルマVMAX》《ピカチュウVMAX》《ギルガルドVMAX》が登場し、さらに非V・GXの《リザードン》や、《メモリーカプセル》《望遠スコープ》といった面白いグッズも登場しました。
ちなみに引き続き、ムゲンダイナ、三神ザシアン、ピカゼク、ミュウミュウ、ズガドーンは環境上位にいます。
イオルブVMAX/ジュナイパーデッキ
《ジュナイパー》の特性「みつりんめいさい」で相手の環境上位のポケモンV・ポケモンGXからダメージを受けないので、それを活かしてゴリゴリと攻めていくデッキです。
そこに《イオルブVMAX》がいることで、特性「かいこうせん」で相手の場全体にダメカンを乗せつつ、《ジュナイパー》の「スプリットアロー」でバトル場だけでなくベンチポケモンも一緒に倒してしまおうという狙いがありそうです。
エネルギーを多く貼ってくる相手に対しては、《イオルブVMAX》の「キョダイウェーブ」で大ダメージを与えることもできます。
イオルブVMAX/アローラサンドパンGXデッキ
こちらは《イオルブVMAX》の特性「かいこうせん」で相手の場全体にダメカンを乗せた後、《アローラサンドパンGX》の「ニードルストームGX」で一気に倒してしまうデッキです。
《レッド&グリーン》があることでワザに3エネ必要な《アローラサンドパンGX》でも1ターンで動くことができ、《ミミッキュ》の特性「いやしジャマー」で回復できないことを活かして、相手のポケモンたちに充分ダメカンが乗った段階で、GXワザで一掃していきます。
また、相手によっては《イオルブVMAX》《アローラサンドパンGX》のどちらで攻めるかを選ぶこともできるので、弱点を相手に絞らせないという意味でもかなり相性のいいデッキです。
ちなみに今回のデッキは、シティリーグでベスト4という成績を収めていました!
ズガドーンデッキ
10/3・4に開催されたCL横浜のマスターリーグで優勝したデッキです!
従来の《ズガドーン》デッキの構築に加えて、《レシラム&リザードンGX》《カプ・レヒレ》《ファイアローV》などを採用することで幅広い相手に勝てるようになっています。
久々のチャンピオンズリーグ(CL)ということもあって、開催された嬉しさと緊張感とが混ざった、とても白熱した大会となりました!
ダンデリザードンデッキ
《ダンデ》をトラッシュすることで、《リザードン》の「キングブレイズ」で大ダメージを出していくデッキです。
《ダンデ》がトラッシュに4枚落ちて入れば300ダメージも出せるので、序盤から積極的にこのカードを落とすことを狙っていきます。
《リザードン》単体で構築される場合も多いのですが、今回は《インテレオン》との組み合わせを選んでみました。
《ジメレオン》《インテレオン》の特性「うらこうさく」によってトレーナーズを自由に持ってこれるので、安定して手札に来て欲しい《ふしぎなアメ》《ダンデ》を確実に持ってくることが可能です。
水デッキが相手だと一方的に《リザードン》がやられてしまうのですが、そうならないように《インテレオン》でも攻撃できる構築になっているようです。
ガラルヒヒダルマVMAX/モスノウデッキ
《モスノウ》の特性「ひょうせつのまい」でベンチの《ガラルヒヒダルマVMAX》にエネ加速をして、「ダイゴウセツ」で相手の場全体にどんどんダメージを与えていくデッキです。
今回の『仰天のボルテッカー』で登場した《望遠スコープ》を採用することで、相手のベンチのポケモンV・GXに対して「ダイゴウセツ」でのダメージが60となり、展開用としてよく採用されている《デデンネGX》《クロバットVMAX》といったポケモンをベンチにいた状態で巻き込んで倒すことができます。
こちらの《ガラルヒヒダルマVMAX》が倒されてしまっても、《ルリナ》でほとんどを手札に戻すことがでいるので、すぐに盤面を作り直して攻撃を続けられるという動きも非常に強力です。
ピカチュウVMAX/マルマインデッキ
シティリーグ優勝の《ピカチュウVMAX》デッキです!
《サンダーマウンテン♢プリズムスター》《カプ・コケコ♢プリズムスター》だけでなく、《マルマイン》でもエネ加速ができるようになっており、3エネ必要な《ピカチュウVMAX》でもすぐにワザが撃てるようになっています。
ちなみに「キョダイボルテッカー」は追加ダメージで270、《げんきのハチマキ》をつけて280、そこに《エレキパワー》を2回使えば340と、この辺りで《ミュウツー&ミュウGX》《レシラム&リザードンGX》《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》《ムゲンダイナVMAX》といった環境上位ポケモンを綺麗に倒すことができます。
《サンダー》《ライチュウ&アローラライチュウGX》《クワガノンV》と、雷タイプには強力なサブアタッカーがいる点もいいですね。
エルフーンデッキ
場にポケモンのどうぐをたくさんつけて、《エルフーン》の「とんでけラッシュ」で大ダメージを出すというシンプルな動きのデッキです。
1エネで最大ダメージが250まで伸びるので、その状況を作りやすいようにポケモンのどうぐが数多く採用されています。
その中でも《Uターンボード》との相性が非常によく、ワザでトラッシュしてもカードの効果で手札に戻ってくるので、またすぐそれをつけてダメージ源にすることができます。
今回のデッキではそこにさらに《ウツロイド》《フーパ》を採用して、さらに相手を倒しやすくしているようですね。
ガラルネギガナイトV/アーゴヨンデッキ
《アーゴヨン》の特性「チャージアップ」で自身にエネ加速をして、《ガラルネギガナイトV》の特性「ちかいのやり」で一気にエネルギーを付け替えて攻撃するデッキです。
《アーゴヨン》がトラッシュから勝手にエネ加速をしてくれるので、《ガラルネギガナイトV》がかなり楽に動くことができます。
動き自体はシンプルですが、それだけに盤面を作りやすく、相手にもなかなか止められないというのが特徴ですね。
メモリーカプセルドンファンデッキ
《ドンファン》の特性「がんじょう」で相手の攻撃を耐える→《メモリーカプセル》をつけて《ゴマゾウ》の「おかえしアタック」で大ダメージを与える!というデッキになります。
特性で耐えた場合120ダメージをくらっていることになるので、「おかえしアタック」でのダメージが360になり、どのポケモンでも倒せるようになります。
高HP、大ダメージの環境だからこそ刺さるデッキで、相手がどんなに大ダメージを与えてきてもお構いなしに生き残ってくれます。
今回は《ガラルネギガナイトV》を採用しているため闘エネルギーのみの採用となっていますが、ここにさらに《メモリーエネルギー》を入れることで、より「おかえしアタック」を安定させているデッキもあります。
じしんドンファン/ゼブライカデッキ
こちらは『仰天のボルテッカー』の《ドンファン》を使用したデッキです。
1エネ120ダメージを出せる「じしん」は、《ディアンシー♢プリズムスター》《格闘道場》があることで最大180ダメージを出すことができ、よほどのことがない限りどんな相手でも2回攻撃すれば倒せます。
一方で自分のベンチへのダメージも乗ってしまうのですが、もうそれよりも速くサイドを取り切ってしまおう!というのが今回のデッキです。
《ジラーチ♢プリズムスター》のギミックも組み込んでいるのでとにかく勢いがよく、CLでもかなりの勝率で勝ち進んでいました!
ムゲンダイナVMAXデッキ
10/3・4に開催されたCL横浜のシニアリーグで優勝したデッキです!
《ガラルジグザグマ》《イベルタルGX》を採用して《ムゲンダイナVMAX》以外の攻撃の選択肢を作っているのは今まで通りなのですが、以前と比べて《無人発電所》の採用が多くなっています。
三神ザシアンが後攻1ターン目からぶん回って動いてくるため、そこへの対策が主な目的かと思いますが、《デデンネGX》《オドリドリGX》といったドローに重要なポケモンの特性を一方的に(こちらは採用していないため)封じることができます。
わずか2エネで簡単に270ダメージを出してくる《ムゲンダイナVMAX》。やはり新弾が出ても強いままです!
ダストダス/ゼブライカデッキ
《ゼブライカ》の特性「はやがけ」でポケモンのどうぐをトラッシュにどんどん落として、《ダストダス》の「ダストサイクロン」で大ダメージを与えていくデッキです。
同じポケモンのどうぐでダメージを出す《エルフーン》とは少し違うワザの効果となっていて、今回の場合はトラッシュにポケモンのどうぐを落とさなければいけません。
そのため強制的にトラッシュにいってくれる《ジャイアントボム》はかなり相性がよく、相手によってはこのカードの効果でダメカンが乗ってくれます。
ワザを使うとトラッシュのポケモンのどうぐはすべて山札に戻ってしまうので、きちんと《ゼブライカ》をベンチに何匹か立てておいて、毎ターン一気に山札を削っていくことが大切になってきます。
三神ザシアン(アルセウス&ディアルガ&パルキアGX/ザシアンV)デッキ
10/3・4に開催されたCL横浜のジュニアリーグで優勝したデッキです!
最速で後攻1ターン目から《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》が「オルタージェネシスGX」を決めることができ、それさえ決まれば一気にサイドを取れるようになります。
特徴的なのは《クチートGX》の2枚採用ですが、これは特性「みわくのウィンク」を使って、《デデンネGX》《クロバットV》などの特性を無効化する目的と、それらを出させて《ボスの指令》で倒してしまう、という2つの目的があるかと思います。
また、ベンチをフル展開している《ムゲンダイナVMAX》デッキに対して250ダメージ(オルタージェネシス込みで280ダメージ)を出せるというのも非常に強く、実はこのデッキで一番ダメージを出せるポテンシャルを持っています。
マッドパーティデッキ
CL横浜で登場した、《ジラーチ♢プリズムスター》搭載型の「マッドパーティ」デッキです。
《ムゲンダイナVMAX》が登場したことで《ドラパルトVMAX》が減ったこと、また後攻1ターン目からダメージを与えられることなどから一気に注目を浴びて使われるようになりました。
基本的な動きは変わらないのですが、《ジラーチ♢プリズムスター》のおかげでサイドを取るペースが上がっているので、従来よりも特化した構築になっています。
7月・8月
7月10日に拡張パック『伝説の鼓動』が発売され、それと同時に『リザードンHR争奪戦』が始まりました!
《マホイップVMAX》《セキタンザンVMAX》《トゲキッスVMAX》と、非常に強力なポケモンVMAXが登場し、さらにアメイジングレアというカードまで出てきました。
特に《ジラーチ》は、現段階では採用デッキは少ないのですが、今後のレギュレーション変更があった際に主流になるのではないかと言われていて、すでに入手が難しくなってきています。
また、現在でも、三神ザシアン・ピカゼク・ミュウツー&ミュウGX・ズガドーンは環境上位デッキとして活躍しています。
マホイップVMAX/アーゴヨンデッキ
《マホイップVMAX》の「キョダイホイッパー」は、ワザのダメージが大きい代わりに毎ターン場のエネルギーをトラッシュしなければいけません。
一見デメリットのように思えるのですが、ベンチに《アーゴヨン》を置くことで、特性「チャージアップ」でトラッシュしたエネルギーをつけ直して、連続して「キョダイホイッパー」を撃っていくことができます。
ワザでエネトラッシュ→特性でつけ直し→ワザでエネトラッシュというループができるので非常に相性がよく、同じコンセプトとしては《アーゴヨン》の代わりに《カラマネロ》が採用されている場合もあります。
セキタンザンVMAX/マグカルゴデッキ
《セキタンザンVMAX》のワザ「ふんかだん」は、山札からトラッシュしたカードがエネルギーなら、ダメージアップ+それをそのまま自分につけることができます。
本来ならかなりランダム要素のあるワザなのですが、《マグカルゴ》の特性「じならし」で確定で山札のトップをエネルギーにできるので、130ダメージを連発しながらエネ加速をしていけます。
また、『伝説の鼓動』では《ストーン闘エネルギー》が登場し、闘ポケモンの被ダメージを減らしてくれるので、HPが高い《セキタンザンVMAX》の耐久力をさらに上げてくれています。
さらに今回のデッキでは、炎エネルギーも採用することで、《マグカルゴGX》も攻撃参加できるようにしています。
《セキタンザンVMAX》の弱点が草タイプなので、そこに弱点を取れる炎ポケモンが相方にいてくれるのは、非常に心強いですね。
トゲキッスVMAXデッキ
《トゲキッスVMAX》は無色タイプなので、ここでは紹介しきれないほど色々な組み合わせがあります。
たとえば今回紹介しているデッキのように《ガオガエン》と合わせることでダメージアップを狙ったり、雷や鋼のアタッカーと合わせたり、エネ破壊をしたりと様々です。
《トゲキッスVMAX》の「ダイグライド」で好きなカードを2枚も持ってこれるという点で、非常に自由度が高くなっているので、今からでも自分なりの組み合わせを見つけてみるのも面白いかもしれません♪
参考までにいくつかデッキレシピを載せておきます。
ゼラオラGX/ライコウデッキ
アメイジングレアの《ライコウ》のワザ「アメイジングシュート」はベンチにまで攻撃できる非常に強力なワザなのですが、必要エネが3種類もあることがネックになっています。
ですが、《ゼラオラGX》の「フルボルテージGX」を活用することで、この3種類のエネルギーを一気に貼ってしまおうという狙いがあります。
《ツボツボ》や《デデンネGX》の特性でエネルギーをどんどんトラッシュしていき、後攻1ターン目には「フルボルテージGX」で《ライコウ》を育て切っておきたいですね。
6月
6月5日に拡張パック『ムゲンゾーン』が発売され、悪タイプが一気に強化されました!
なかでもやはり《ムゲンダイナVMAX》は非常に強力で、発売直後から速攻で環境上位に来ています。
また、《クロバットV》《ターボパッチ》といったどのデッキにも採用できるカードが登場したので、今までのデッキも今後さらに強くなって環境に入ってくるはずです。
ムゲンダイナVMAXデッキ
特性「ムゲンゾーン」を発動させてベンチを8匹まで展開することで、序盤から《ムゲンダイナVMAX》の「ドレッドエンド」で270ダメージを狙うことができます。
《クロバットV》と非常に相性がよく、悪タイプ、なおかつ特性「ナイトアセット」で手札を補充できるので、ものすごい速度での展開が可能です。
ベンチに置く悪ポケモンとしては、《ガラルジグザグマ》《マニューラGX》《ヤミラミ》《アローラペルシアンGX》《マニューラ》というように色々な型がいるので、自分がしっくりと来る型を見つけたいですね。
クワガノンVデッキ
《クワガノンV》のグッズロックを軸に、《タフネスマント》で耐久力を上げたり、《ジャイアントボム》で相手にカウンターのような形でダメカンを乗せながら攻めていくデッキです。
中盤以降の《ライチュウ&アローラライチュウGX》での「タンデムショック」も非常に強く、入れ替えカードの採用が若干薄い今の環境を狙って、うまく相手をマヒにして動けなくする、という戦いがよく見られました。
6/27・6/28に開催された『ポケモンジャパンナショナルオンライン2020(PJNO)』でも、200以上の参加者の中から優勝を勝ち取っていたので、強力なデッキであることは間違いなしです!
チラチーノLOデッキ
基本的には《チラチーノ》でドローしながら《ジュジュベ&ハチクマン》を使い、《ヤレユータン》の「リソースマネジメント」でトラッシュのカードを山札に戻して再利用する、というLOデッキです。
これまでの構築との違いは、《きとうし》を入れることで《クワガノンV》のグッズロックを解除できる点、そして《ともだちてちょう》を使わなくても《エネコロロ》の特性「フレンドサーチ」でトラッシュのサポートを直接手札に戻せる点です。
ねむりやマヒといった特殊状態も解除できるように、しっかりと《フウとラン》《ヤレユータン》が採用されています。
マグカルゴLOデッキ
こちらは《マグカルゴ》型のLOデッキです。
《チラチーノ》型とは違い、《メリープ》の特性「ふわふわまくら」と《まどろみの森》のコンボで相手をねむらせたままLOを目指していきます。
また、LOが増えることを見越して、あらかじめ《キリンリキ》を採用しています。
《ムゲンダイナVMAX》という超スピード型のデッキが出てきて、LOが苦手な《ドラパルトVMAX》《三神ザシアン》が減ってきたことから、再びLOデッキが上位に上がってきました!
ジュナイパーデッキ
特性「みつりんめいさい」はポケモンV・ポケモンVMAX・ポケモンGXからワザのダメージを受けないので、それらが主体のデッキが多い今の環境では、一方的に勝つことができます。
2進化なので進化して盤面を完成させるまでは少し時間がかかるのですが、今回の構築の場合は《モクロー&アローラナッシーGX》を採用することで、最速で後攻1ターン目から「スーパーグロウ」で《ジュナイパー》を立てられるようにしています。
ボーマンダVMAX/ポリゴンZデッキ
《ポリゴンZ》の特性「クレイジーコード」によって1ターンに特殊エネルギーを何枚でもエネ加速できるので、それを利用して《ボーマンダVMAX》を序盤から攻撃させていくデッキです。
進化タイプ専用の《トリプル加速エネルギー》、無色タイプ専用の《パワフル無色エネルギー》、そしてトラッシュに行かない《リサイクルエネルギー》など、優秀な特殊エネルギーたちを採用して、「ダイウイング」を連発していきます。
4月・5月
4月24日に拡張パック『爆炎ウォーカー』が発売され、《マルヤクデVMAX》《サーナイトVMAX》といったポケモンVMAXが登場しました!
さらにグッズロックができる《クワガノンV》や、非V・GXの《マッドパーティ》など面白いアタッカーたちが収録されています。
この期間はコロナウイルスの影響でジムバトルやCLが中止となってしまっていたため、2か月分まとめての紹介となります。
マルヤクデVMAX/ボルケニオンデッキ
《大きなおまもり》《ヒート炎エネルギー》で最高HPを上げつつ、「キョダイヒャッカ」でどんどんダメージを上げていける《マルヤクデVMAX》!
2エネから撃てるだけでなく、後攻なら《ボルケニオン》の「フレアスターター」で3エネは確定なので、2ターン目から160以上を出していけることになります。
ワザの効果でエネ加速ができるので、《すごいきずぐすり》とも相性がよく、炎ポケモンには珍しく耐久型として使うことができます。
マルヤクデVMAX/ゼラオラGXデッキ
こちらはトラッシュに落とした基本エネを《ゼラオラGX》の「フルボルテージGX」で一気に《マルヤクデV》《マルヤクデVMAX》にエネ加速させて攻めるデッキです。
後攻1ターン目にGXワザを撃つことができれば、次の番からは《マルヤクデVMAX》が大ダメージを出していけます。
サーナイトVMAXデッキ
《サーナイトVMAX》の「ダイキュアー」は180ダメージを与えつつHPを50回復できるので、《マオ&スイレン》《妖しいカンヅメ》と合わせることでダメージを一気に回復しつつ攻めていくことができます。
また、《妖しいカンヅメ》はHPを80回復する代わりにエネをトラッシュしてしまうのですが、《カラマネロ》の特性を使うことでそのエネをベンチへのエネ加速にうまく利用することができるので、カード同士の相性もとっても良いです。
マッドパーティデッキ
以前の「よるのこうしん」とほぼ同じコンセプトのデッキです。
ワザ「マッドパーティ」を持っているポケモンは4種類なので、そこをいかに多く早くトラッシュしてダメージを出すかがカギになってきます。
今回のデッキでは《チラチーノ》を採用することで、特性で手札の《マッドパーティ》をトラッシュしつつ展開できるようにしていますね。
メリープ/クワガノンVデッキ
《クワガノンV》の「パラライズボルト」でのグッズロックに加えて、《メリープ》の特性「ふわふわまくら」と《まどろみの森》のコンボで相手をねむらせたままにするという、かなりの妨害デッキです。
グッズロックの最中では《ポケモンいれかえ》《エスケープボード》《回収ネット》を使うことができず、相手はコインを2回連続でオモテにして起きなければいけません。
自分はメインのデッキとして使っていましたが、威力はすさまじいものでした!
3月
3月6日に拡張パック『反逆クラッシュ』が発売され、《ストリンダーVMAX》《ドラパルトVMAX》といった強力なアタッカーが登場しました。
ですが何よりみなさんが衝撃を受けたのは、相手ベンチを好きに呼びだせる《ボスの指令》の登場ではないでしょうか!
ドラパルトVMAX/カラマネロデッキ
《ドラパルトVMAX》の「ダイファントム」によるダメカンのばらまきに加えて、《ホラー超エネルギー》で攻撃してきた相手にダメカンを乗せることもできるので、とにかく相手を倒しやすくなっています。
進化前のポケモンは大体がHP50~70くらい、さらに環境に多い《ジラーチ》もHP70なので、2ターンもあれば、相手のベンチを2匹いっぺんに倒すことも可能です。
この時点で優秀な悪ポケモンがいないので、一撃で倒されることなく攻めていけます。
ドラパルトVMAX/ゲンガーデッキ
こちらは《ドラパルトVMAX》の回復役として《ゲンガー》を採用したデッキです。
《ゲンガー》の特性「ライフシェイカー」で、
・《マーシャドー》にぎりぎりまでダメカンを移動させる→特性「リセットホール」でトラッシュへ。
・《ギラティナ》にわざとダメカンを乗せ切ってきぜつさせる→特性「やぶれたとびら」で再びベンチに+相手ベンチにダメカンを載せる。
・《ミュウツー》にダメカンを移動させて回収ネット。
など面白い方法で《ドラパルトVMAX》のHPを回復させていくことができます。
ドラパルトVMAXデッキ
《ミュウツー》や《ガラルジグザグマ》に《回収ネット》を使うことで、サポートを再利用したりダメカンを相手に何度も乗せる動きができます。
実際に対戦でも、《エール団のしたっぱ》を《ミュウツー》の特性で回収して相手の攻撃ペースを鈍らせたり、《ドラパルトVMAX》で微妙に足りない打点を《ガラルジグザグマ》の特性でカバーして倒していたりと、見事な動きをしていました。
ストリンダーVMAX/ダストダスデッキ
《ダストダス》の特性「どくだまり」で相手をどく状態にして、《ストリンダーVMAX》の「キョダイライオット」で240ダメージを出していくデッキです。
スタジアムが出やすい環境なので《ダストダス》の特性が出しやすく、また、《エレキパワー》で簡単に《ストリンダーVMAX》のダメージをアップできるので、かなり決まりやすいコンボではないでしょうか。
カラマネロVMAX/ムウマージデッキ
《カラマネロVMAX》がサイドを3枚ずつ取られることを活かして、あえて《ムウマージ》の特性でサイドを取らせて、そこから一気に攻め込んでいくデッキです。
「ダイジャマー」は相手に180ダメージを与えつつ、相手の手札を1枚山札の下に戻せるので、相手を手札事故に追い込むことができます。
さらにこの環境でトップの《ドラパルトVMAX》に対して弱点を突くことができるので、うまく序盤から盤面を整えていきたいですね。
リザードンVMAXデッキ
こちらは『スタートデッキVMAX リザードン』に収録された《リザードンVMAX》を使ったデッキです。
《ボルケニオン》がいることで後攻からでも「フレアスターター」で充分にエネ加速ができ、《リザードンVMAX》が序盤から「キョダイゴクエン」を撃つことができます。
ただし、「キョダイゴクエン」での300ダメージはタッグチームまでなら一撃なのですが、ポケモンVMAXを倒すことができません。
そこで《ガラルジグザグマ》の特性と《回収ネット》のコンボを組み込むことで、HP320、330といったポケモンVMAXが相手でも一撃圏内に持っていくという戦術も採用されています。
2月
2月7日に強化拡張パック『VMAXライジング』が発売され、様々なアタッカーが登場しました。
また、《ツインエネルギー》の登場は非V・GXのポケモンにとって環境を大きく変えてくれるカードとなっています。
ズガドーンデッキ
三神ザシアン、ミュウミュウ、ピカゼクといったタッグチームが出てきたことで再び評価されているデッキです。
《しあわせタマゴ》があることで、《ズガドーン》がきぜつしてからの展開も楽になり、テンポよく大ダメージを与え続けられるようになっています。
エースバーンVMAXデッキ
HP320という高HPがあるので一撃で倒されることがほぼ無く、大ダメージを与えてきた相手に対しては、《マオ&スイレン》で回復しつつ、逆に「カウンター」で致命傷を与えることができます。
ダメージを与えてこない相手には「ダイカエンダマ」でしっかりと170ダメージを出していけるので、非常に強力なポケモンVMAXです。
インテレオンVMAX/ムウマージデッキ
「ハイドロスナイプ」と《エール団のしたっぱ》によって相手のエネを枯らせつつ攻めていくデッキです。
相方に《ムウマージ》を採用することで、相手にサイドをわざと取らせて、最速2ターン目には《カウンターゲイン》込みで「ダイバレット」を撃つことができます。
《インテレオンVMAX》が2匹やられるとサイド6枚とられてしまうので、それなら《ムウマージ》で1枚くらいサイドを取らせて、逆にそれを活かして攻め切ろうという作戦の構築になっています。
ベトベトンチラチーノLO
従来のチラチーノLOに加えて、《アローラベトベトン》の特性「いかものぐい」を加えることで、さらに速くLOを狙っていくデッキです。
《ヌケニン》の特性「いのちのうつわ」でサイドを取らせない動きもできるので、そのぶん試行回数を増やしてどんどん相手の山札を削っていくことができます。
ドラパルトデッキ
コイン運しだいになりますが、《ドラパルト》の特性「すりぬけ」によって相手からの攻撃を無効化して攻めていくデッキです。
コインというブレが存在するぶん、オモテになればダメージは0なので、実質相手の番が無くなっていることと同じになり、有利に試合を進めていくことができます。
パルスワンV/アーゴヨンデッキ
ズガドーンアーゴヨンに代わる新しいタイプのデッキと言えばいいでしょうか。
《パルスワンV》は場に雷エネがあればあるほど「ライトニングストーム」でダメージを出していけるだけでなく、《ズガドーンGX》のワザと違ってエネをトラッシュする必要がないので、対戦の終盤になるほどダメージ量がアップしていきます。
エネが場に残るということは、《アーゴヨン》もいつでも攻撃準備ができているということなので、状況によってアタッカーを切り替えられるのも特徴です。
モルペコV/ガラルサニゴーンデッキ
《モルペコV》の「エレキホイール」でベンチからバトル場に出すポケモンとして、『VMAXライジング』で登場した《ガラルサニゴーン》を採用したデッキです。
《ガラルサニゴーン》の特性「ほろびのボディ」は、攻撃してきぜつさせてきた相手をコイン運しだいでみちづれにできるので、相手に攻撃をさせにくくすることができます。
1月
12月に拡張パック『ソード』『シールド』からこの月での新弾の発売は無かったので、先月までの環境がより研究されたという月だったかと思います。
三神ザシアン(アルセウス&ディアルガ&パルキアGX/ザシアンV)デッキ
12月に《ザシアンV》《メタルソーサー》が登場して以降、《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》とのエネの相性も相まって一気に流行ったデッキです。
《アルセウス&ディアルガ&パルキアGX》の「オルタージェネシスGX」によってダメージ量と取れるサイド枚数をアップさせ、「アルティメットレイ」でダメージを与えながらエネ加速もできるので、非常にハイペースで展開を有利にすることができます。
ミュウツー&ミュウGXデッキ
こちらも、環境が変わってもトップにい続けている、通称ミュウミュウデッキです。
今回取り上げた構築は《カラマネロ》を軸とした超型ミュウツー&ミュウGXデッキですが、ここに《オーロラエネルギー》が採用されていたり、超型ではなく《溶接工》を使った炎型ミュウツー&ミュウGXデッキなど色々な型があります。
ピカチュウ&ゼクロムGXデッキ
おそらくピカゼクデッキが今のポケカの環境で一番長くトップに残っているのではないでしょうか!
展開スピードが非常に速く、今回でいうと《カプ・コケコV》のように強力な雷ポケモンが出るほど型を変えてさらに強力になっていくのが特徴です。
マグカルゴLOデッキ
《マグカルゴ》《ヤレユータン》の特性で確実に欲しいカードを引いて相手をコントロールするだけでなく、《メリープ》の特性と《まどろみの森》のコンボで相手を寝かせたまま攻撃させずにLOを狙う、という相手にするとかなり厄介なデッキです。
自分は一度ミラーで戦ったことがあるのですが・・・もちろんお互いにLOをさせることができず、引け訳=負けになってしまいました笑
炎バレットデッキ
相手によって炎ポケモンのアタッカーを使い分けて攻めていくデッキです。
炎エネを多く採用することで、《溶接工》でのエネ加速だけでなく、《キュウコン》の特性までしっかりと使えるようになっています。