今回ポケカードラボでは、「ホラー超エネルギー」が相手のワザの効果で手札に戻ったり、トラッシュに行ったときの処理について記事にしてみました。
「ホラー超エネルギー」の効果でダメカンを2個、相手のバトルポケモンに置いてから手札に戻したりトラッシュに送ったりするのか、それともダメカン2個は乗せることができないのか?
みなさんはどちらだと思いますか?
ポケモンカードのデッキを構築する時の参考になるような記事になっています。関連デッキの紹介もしているので活用してくださいね。
- カードの使い方を知りたい
- 主要カードの解説
- 関連デッキは?
この記事で全て解決!
ホラー超エネルギーがワザの効果で壊された時、ダメカンは乗せられるの?
A.乗せることはできません。
これはちょっと難しいので、まずはカードをそれぞれ確認していきましょう。
まずは「ホラー超エネルギー」からです。
《バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを2個のせる。》とあります。
では次に、相手のエネに関するワザの効果を持ったポケモンたちを見ていきます。
ここでは「インテレオンVMAX」「ゼラオラ」を例に挙げてみましょう。
「インテレオンVMAX」のワザ「ハイドロスナイプ」の効果は、
《相手のバトルポケモンについているエネルギーを1個選び、相手の手札にもどす。》
「ゼラオラ」のワザ「クラッシュクロー」の効果は、
《相手のバトルポケモンについている特殊エネルギーを1個トラッシュする。》
とあります。
「ホラー超エネルギー」とワザの効果がそれぞれぶつかり合ってしまっていますが、いったいどちらの効果が優先されるのでしょうか。
ではここで、『上級プレイヤー用ルールガイド Ver2.2』3~4ページ、ワザを使う手順の、特に4ページの文章を見てみてください。
手順4でワザのダメージを計算した後、手順5ではワザの効果を行い、手順6で攻撃を受ける側の効果を行う、と書いてあります。
つまり、「インテレオンVMAX」や「ゼラオラ」のワザでダメージを与え(手順4)、そのワザの効果で「ホラー超エネルギー」を手札に戻したりトラッシュさせたりして(手順5)、そこからようやく「ホラー超エネルギー」の効果が発動する(手順6)というわけです。
ですがこの場合、手順5の段階で「ホラー超エネルギー」は場から消えているので、手順6は存在せず行うことができない。
なので「ホラー超エネルギー」の効果でダメカン2個を乗せることはできない、という判断になります。
攻撃する側の効果とされる側の効果がぶつかり合ってしまったとしても、きちんと順番はあるので、しっかりとおさえておきたいポイントです。
ちなみに以前、似たような事例がルールエキスパートの試験で記述式で出されたことがあるのですが、自分は綺麗に間違えました笑
ホラー超エネルギーダメージ手順まとめ
少々複雑な手順になっているので、もう一度おさらいです。
《ゼラオラ》の「クラッシュクロー」を撃って《ドラパルドVMAX》についている《ホラー超エネルギー》をトラッシュに送った場合を参考に説明していきます。
《ゼラオラ》のワザ「クラッシュクロー」によって《ホラー超エネルギー》がトラッシュに行ったあとに、《ホラー超エネルギー》の効果が発揮されるのですが、すでにトラッシュに行ってしまっているので、ダメカンを乗せることはできず、そのまま終了になります。
《ホラー超エネルギー》を使う人、そしてそれを壊す人が増えてきているので、処理の方法はしっかり頭にいれておきたいですね♪♪♪
Q.ワザの効果でホラー超エネルギーが壊されてもダメカンはのる?
いいえ、のりません。
ワザを使う手順では、攻撃する側のワザの効果を先に行い(手順5)、それから受ける側の「ホラー超エネルギー」の効果が働くので(手順6)、手順5の時点で場からいなくなっている「ホラー超エネルギー」はその効果を使うことはできなくなります。
採用デッキレシピ紹介
相手のエネを壊すのもよし、「ホラー超エネルギー」のデッキを使うもよし。
今回はどちらのデッキも紹介しておきます。