11/15~11/17にかけてブラジル、サンパウロで2020 Pokémon Latin America International Championships(2020 ラテンアメリカ大会)が開催されました。
この大会は現在の日本とはレギュレーションが違い、11/29からの日本の新しいレギュレーションとほぼ同じ環境で行われています。
ということは、この大会の結果を知っておけば日本の新レギュレーションの研究材料にもなる!
なので今回ポケカードラボでは、2020 Pokémon Latin America International Championships(2020 ラテンアメリカ大会)の優勝~上位デッキの紹介をしています。
また、今回の記事はこちらを参考にさせて頂きました。
- 優勝デッキレシピを知りたい
- 海外環境を知りたい
- 日本の新レギュを先に研究したい
この記事で全て解決!
もくじ
大会結果を見る前に
今回の大会はほぼ今後の日本の新レギュのようなものなので、かなり参考にはなるかと思います。
ですが、発売されているカードの時期や収録内容の関係で、微妙な違いがあります。
例えば、
・「ポケモンいれかえ」「レインボーエネルギー」などの日本でレギュ落ちするカードが使える
・日本の新環境『ポケモンV』の環境は海外ではまだ先
これらを踏まえたうえで見てみてください!
優勝:レシラム&リザードンGXデッキ
優勝は、通称:ターボレシリザと呼ばれているデッキです!
レシリザデッキなのにレシリザが1枚!?
そして「グズマ」がない環境なので、「カスタムキャッチャー」でもなく「キュウコン」を採用して、特性で相手のベンチポケモンを呼べるようにしています。
炎エネが18枚と多めなのは特性でトラッシュするぶんを確保するためだと思われます。
「ハイパーボール」「ネストボール」もない環境下では「ポケモン通信」がかなり重要になってきますね。
準優勝:炎型ミュウツー&ミュウGXデッキ
準優勝はミュウミュウデッキ!
ボール系がない代わりに「タッグコール」でポケモンも呼べるので、この環境ではかなり重宝しそうです。
WCSでも優勝者が使っていましたが、日本ではあまり採用されていない「マグカルゴGX」が個人的には特徴的だと思います。
3位:三神ケルディオ(アルセウス&ディアルガ&パルキアGX/ケルディオGX)
三神は海外では頭文字を取ってADPと呼ばれている・・・?
この環境でも三神ケルディオは強力なようですね。
ドロー要員として「ゼブライカ」を採用しているので、手札事故もしっかりと防げそうです。
4位:ズガドーンGX/アーゴヨン
4位はズガドーンアーゴヨンですが、かなり現在の日本のデッキとは構築が違います。
「アーゴヨン」だけでなく「アーゴヨンGX」2種類が採用されていたり、超タイプの「ズガドーン」も入っています。
「溶接工」「ビーストリング」でのエネ加速は変わりませんが、攻め方はだいぶ変わってきそうですね。
2020 ラテンアメリカ大会まとめ
ドロー手段として、「ジラーチ」「デデンネGX」がほぼ採用されていて「ゼブライカ」もかなり薄く採用されています。
ボール系がないぶんは「ポケモン通信」「タッグコール」で対応し、
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「グズマ」で相手のベンチポケモンを呼べない状況は、炎デッキなら「キュウコン」、それ以外では「グレートキャッチャー」の採用が目立ちました。
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これは現時点での海外の環境ですが、日本とあまり変わりはありません。
日本の場合11/29のレギュレーション変更と同時に、新しいカードができることも決まっています。
そこでは「クイックボール」「しんかのおこう」といった新たなカードたちも登場するので、今回紹介したデッキからさらに構築が変わっていきそうですね!