現在SM12まで出ている「サン&ムーン」環境ですが、11月29日からはレギュ変更があり、大幅にスタン落ちするカードが増えることが発表されました!
そこで今回は、今まで環境をおおいに盛り上げてくれた最強デッキたちがスタン落ちするとどんなデッキになってしまうのか、ちょっと遊んでみました♪
どこまでがスタン落ちするの?
11月29日から起こるレギュ変更の分かりやすい点としては、
《Aマークのカードが使えない》
という点です。
細かなカードを1枚ずつ覚えるよりもこれで覚えた方が早いかと思います。
『GXバトルブースト』辺りまでがごっそりとスタン落ちしてしまうのですが、詳しくは別の記事にも書いたのでそちらをご覧ください。
ルガルガンGX/ゾロアークGX(ルガゾロ)デッキ
『ひかる伝説(SM3+)』の登場から長きにわたって環境上位に居続けた最強のデッキの一つ!
このスタン落ちによってどのように変わってしまうのでしょうか。
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主要カードが全てスタン落ちに!!
スタン落ちすると、見事な《ルガゾロ無しルガゾロ》になります!
「ルガルガンGX」「ゾロアークGX」「カプ・テテフGX」がスタン落ちしたことで、ルガゾロとして全く機能せず、また、GXポケモンが極端に少なくなったので「ペルシアンGX」の特性も発動させにくくなっています。
「アローラベトベトン」もいないので、なんとも可愛らしい27枚デッキになってしまいました。
レシラム&リザードンGX(レシリザ)デッキ
間違いなく環境トップのデッキ!
PJCSでもどのカテゴリーでも決勝に残るなど、非常に強力なレシリザデッキですが・・・
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42枚とだいぶ減りましたが、デッキ自体の軸はあまり変化がないように思います。
「カキ」がスタン落ちしましたが、そもそもレギュ変更で先攻はサポートが使えなくなるので、その点もかえって構築の変更に充てられるのではないでしょうか。
ウルトラネクロズマGX(ウルネク)デッキ
『禁断の光(SM6)』が出てから、ルガゾロと対をなすように常に環境上位に君臨していたデッキです。
「カラマネロ」「ミステリートレジャー」と非常に頼もしいカードたちに囲まれていますが、スタン落ち後のこのデッキはどうなるのでしょうか。
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必須のパーツがスタン落ちしてしまうことはなかったので、最低限やりたいことはできそうな感じです。
「ビーストリング」を入れると、中盤からのエネ加速がより安定しそうですね。
ピカチュウ&ゼクロムGX(ピカゼク)デッキ
スタン落ち後の環境とほぼ同じ条件で行われたWCS2019!
ここでは圧倒的にピカゼクが環境を占めていました。
ということは、日本でもさほど構築は変わらず、人気のまま環境トップに残りそう・・・?
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アタッカーは「カプ・コケコGX」がいなくなっただけですが、サポートが「デンジ」以外スタン落ちしてしまいました!
しかし、「デンジ」の枚数を増やしたり、「プレシャスボール」を入れたりすればすぐに対応できそうですね。
ミュウツー&ミュウGX(ミュウミュウ)デッキ
『ミラクルツイン』発売後に一気に環境に躍り出た「ミュウツー&ミュウGX」!
色々なGXポケモンを入れることでそれらのワザをすべて使っていく万能すぎるポケモンなのですが、レギュ変更によってどのような構築の変化が現れるのでしょうか。
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スタン落ちしても・・・そんなにデッキは変わらない?
44枚残ったので、今までのデッキをちょっと変えるだけで、スタン落ち後の新しいレギュでも充分に戦っていけそうですね。
色々なデッキをスタン落ちさせてみた結果
以前から人気のあるデッキほどスタン落ちした際に欠けてしまうカードが多く、タッグチームのデッキはあまり影響がないように感じました。
やはりボール系が無くなることで盤面を整えるのに時間がかかることになり、スローペースな展開もありえそうです。
今後活躍しそうなカードたち
ボール系が少なくなる一方で「プレシャスボール」「タッグコール」といったカードで確実にタッグチームを呼ぶことができます。
また、「ゾロアークGX」の代わりに同じような特性を持つ「シルヴァディGX」の採用も見られるかと思います。
「ソード&シールド」シリーズで登場する「博士の研究」も非常に優秀な効果を持っているので、レギュ変更後はかなりのデッキに採用されるはずです。
11月29日のレギュ変更・スタン落ちまでまだ時間はあるので、それまで今の環境を楽しみつつ、新レギュレーションの研究も徐々にしておきたいですね♪
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