9月からSMレギュになることが決まって以降、SMレギュで活躍が予想されるカードたちの値段がのきなみ上がっています。
その代表的なカードが【カプ・テテフGX】。
ポケカードラボでも以前、各レア度の値段について記事にしましたが、それから1ヶ月ほどでさらに1,000~2,000円以上高くなっています。
その一方で、実はカプ・テテフGXが入らないデッキも出てきました。今回はその違いについて見ていきます。
もくじ
カプ・テテフGXは超優秀なポケモン!
特性「ワンダータッチ」
カプ・テテフGXが使われている一番の理由は間違いなくこれです。手札からベンチに出した時に使えて、山札からサポートを1枚持ってきてこれます。
つまりこのポケモンがいればどのサポートにもなっていると言えるわけです。さらに、ハイパーボールが手札にあればカプ・テテフGXを持ってこれますから、実質ハイパーボール=サポートとも考えることができます。
ワザ「エナジードライブ」
おたがいのバトル場についているエネの数×20ダメージというワザ。相手がエネを貼れば貼るほど勝手にダメージが増していく厄介なもの。
エネの種類関係なく出せるので、非常に使い勝手がいいんです。
少し前まではデッキに必ずと言っていいほど入っていたカプ・テテフGX。
ではなぜこんな便利なポケモンが入らないデッキが現れ始めたのでしょうか。
カプ・テテフGXを入れないデッキがある理由は?
SMレギュになったからこそ、むしろカプ・テテフGXにとって良くない点も出てきました。
非GXポケモンが強化され始めた
たとえばこんなポケモンたち。
非GXポケモンでなおかつ少ないエネでワザを出されると、テテフにとっては攻撃しようにもダメージが出ません。さらに倒せたとしても取れるサイドは1枚なので、サイド合戦でも不利になります。
マニューラのデッキレシピ>>【SMレギュ】マニューラ/フーパデッキレシピ
戒めの祠
そして非GXポケモンに追い風を与えてくれるのが「戒めの祠」。
カプ・テテフGXは基本的に一度ベンチに出すと置物になっていることが多いので、「戒めの祠」によって勝手にダメージが溜まっていってしまいます。
余分なダメージが乗ってしまうため、このスタジアムとは相性がかなり悪いです。
特性を止めるポケモンが注目されてきた
特性を止めるサポート「オカルトマニア」がレギュ落ちするので、特性の環境になっていくのですが、逆にその特性を止めるポケモンたちにも注目が集まってくるはずです。
それに当たってしまった場合も、特性が発揮できず充分な働きができなくなります。
カプ・テテフGXが入らないデッキの特徴
非GXポケモンのみがアタッカーになっているデッキ
例えば、このサイトでもデッキレシピを紹介してたデスカーン/ギラティナや、
ガブリアス/ルカリオ、通称ガブルカなどです。
このデッキたちは、基本的に一度にサイドを2枚以上取られないように構築するので、テテフがいるとそれを邪魔してしまいます。
コンセプト上ベンチに出したくないデッキ
アローラガラガラ/アローラキュウコンGXデッキや、ビークインのデッキがそれに当たります。
これらのデッキにテテフを入れてしまうと、ベンチに出した時に、ダメージが減ったり攻撃ができない事態になってしまい良くありません。
テテフというとっても便利なカードを抜く代償として、パワーアップするデッキもあるんです。
結局カプ・テテフGXは入れない方がいいの?
非GXポケモンを中心に構築しているデッキにはあまり入れない方が良いと思います。テテフは、グズマなどで呼ばれて倒されるというパターンが多く、その場合サイドを2枚も取られてしまいます。
ただし、最初にも言った通りカプ・テテフGXというポケモンは誰がどう見ても優秀なカードです。需要が高まりすぎて、シングルの値段がぐんぐん上がってるのがその証拠ですね。
そんなカードを入れないというのは、サポートが引きにくくなるという大きなリスクを抱えることになります。
なんでもかんでもテテフを入れないということではなく、サポートの数はデッキの構築と相談して、何枚いれるか決めましょう。[box color=”pink-cream” title”] [checklist color=”red”]
- 非GXポケモンのみで構築しているデッキには入れない方がよい。
- どのデッキにも入れないというのはダメ。サポートが引けず事故ってしまう羽目に・・・
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