強化拡張パック「フェアリーライズ」で登場したシャンデラ。なかなか面白いワザを持っていますよね。
せっかくなのでポケカードラボでひとつデッキレシピを作ってみました。かなり安定をとってカプ・コケコと組み合わせています。
シャンデラ/カプ・コケコデッキレシピ
まず序盤はカプ・コケコの「かいてんひこう」でひたすらにダメージをばらまいていきます。
充分ばらまいたら、いざシャンデラの出番です!
ワザ「いたみのらせん」は相手の場のポケモンに乗っているダメカンの数×20ダメージです。
ちなみにダメカン1個は10ダメージという計算になります。
仮に相手ベンチが5匹いる状態でカプ・コケコが「かいてんひこう」を撃っていた場合、バトル場も含めると合計ダメカンは12個(120ダメージ分)乗っていることになります。
この状態でシャンデラが「いたみのらせん」を撃てばなんと240ダメージ!!
ほとんどのポケモンがこのワザで一撃です。
カプ・コケコの「かいてんひこう」やのろいのおふだ、戒めの祠を上手く使って相手にチクチクとダメカンを乗せつつ、シャンデラで大ダメージを狙いましょう。
カプ・テテフはダメカンを充分ばらまいた後、シャンデラ以外で攻撃する際にワザ「マジカルスワップ」がかなり強力なので1枚入れておきました。
これを見た瞬間、相手はこのポケモンをかなり意識して動き始まるので、逆にシャンデラが安全になることもあるんです。
一方でカプ・テテフGXは、実はSMレギュではそこまでがっつり入れなくても動けるのではと思っています。
今回は、このポケモンを狙われてサイド2枚一気に取られるのがいやだったので、がっつりと抜いてみました。
シャンデラ/カプ・コケコデッキの弱点
このデッキ、構築の時から思っていたのですが、実はちょっとずつかゆいところに手が届かない点があります。
2進化がスムーズに立たない状況
どんなに強力な2進化ポケモンであっても、立たなければ意味がありません。そしてどんなに回るように構築していても、スムーズに2進化してくれないことがあります。
こうなってしまうとコンセプトがほぼ崩れるので、圧倒的不利になってしまいます。
エネが追い付かず攻撃ができない状況
シャンデラのワザ「いたみのらせん」は基本超エネが2つ必要です。ということは2ターンかかります。
相手の展開が早くエネが間に合わないと攻撃のタイミングがなくなりあっさり負けてしまう可能性もでてきます。
デスカーン
実は結構厄介なのが、同じ新弾で出たデスカーン。ワザ「ソウルジャグリング」はベンチポケモンをトラッシュしてとらダメージをあげるため、せっかくベンチにダメージを与えてもトラッシュされては困ってしまいます。
なにより、シャンデラのワザの威力も激減です。
- 2進化デッキの宿命?なかなか進化できないことがある・・・
- 2エネを貼るのに時間がかかるので展開が追い付かないことも。
- デスカーンでベンチをトラッシュされるとシャンデラのワザの威力が激減!
弱点への対策
スムーズに進化できないという状況はどうしても起こってしまいますが、構築とプレイングで可能性を減らすことはできます。テンポよく進化できる最善手を考えて戦いましょう。
エネが追い付かないことに関しては「カウンターエネルギー」が役にたつはずです。おそらくこっちは最初のカプ・コケコがダメージをばらまきつつ倒されてサイドを先行される展開になります。
こちらの方がサイドが多くなるのでカウンターエネの条件を満たし、それでシャンデラのワザも撃つことが可能に。エネを効率よく使ってみてください。
デスカーンに関しては、分が悪いかと思います。カウンターエネで意表を突いて、カプ・コケコのワザ「ライトニングボール」を撃つのもいいかもしれません。
- 進化をするための最善手をえらんで戦っていく。
- サイドが先行されることを利用して、カウンターエネを上手く使う
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