今回ポケカードラボでは、《ボスゴドラ》の特性と貫通ワザの関係について書いていきます。
貫通ワザとは、【このワザのダメージは、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。】と書かれているワザです。
この効果は、相手の特性やワザやトレーナーズなどの効果を無視して、必ずダメージを与えることができます。
では、このワザで《ボスゴドラ》を攻撃すればきぜつさせられるのでは!?
ポケモンカードのデッキを構築する時の参考になるような記事になっています。関連デッキの紹介もしているので活用してくださいね。
- カードの使い方を知りたい
- 主要カードの解説
- 関連デッキは?
この記事で全て解決!
ボスゴドラの特性があれば、貫通ワザでも生き残れるの?
まずは貫通ワザ持ちのポケモン、ここでは《フライゴンGX》を例に見てみましょう。
ワザ「ソニックエッジGX」には、
【このワザのダメージは、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。】
と書かれています。
ということは、相手の効果を貫通して必ず220ダメージを与えられるというわけですね!
では次に《ボスゴドラ》の特性を見てみます。
特性「がんじょう」は、
【このポケモンのHPがまんたんの状態で、このポケモンがワザのダメージを受けてきぜつするとき、このポケモンはきぜつせず、残りHPが「10」の状態で場に残る。】
「ふ~ん、じゃあこれさ、ボスゴドラの特性も無視するんだから10残らずにソニックエッジGXで倒せるじゃん!」
と、なりそうですが、ちょっと待ってください!
まず、ワザ宣言した後の処理は、
攻撃する側(フライゴンGX)のダメージ・効果→防御側(ボスゴドラ)の効果→きぜつ処理
の順番となります。
そしてこの順番だと確かに先に《フライゴンGX》が220ダメージを《ボスゴドラ》にきちんと与えて、きぜつに持って行けています。
ですがここが一番のポイントで、《ボスゴドラ》の特性はきぜつ処理の瞬間に働きます!
つまり、きちんと貫通ワザを受けてから、きぜつ処理の際に特性が働いているという順番になるので、《ボスゴドラ》の特性は働き、HPが10残るという判断になるわけです。
特性「がんじょう」と貫通ワザの判定は以前からよくあって、そのどれもが特性は働くという判断になっているので、きちんと覚えておきましょう♪
Q.ボスゴドラの特性があれば、貫通ワザでも生き残れるの?
A.はい、生き残ります。
貫通ワザを受けて、きぜつする際に働く特性なので、HPが10残った状態で場に残ります。
補足:じゃあ貫通ワザは何を貫通するの?
ここからは補足なのですが、
【このワザのダメージは、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。】
という、いわゆる貫通ワザはどのような相手の効果を貫通するのでしょうか。
その部分もきちんと書いておきます。
ちなみに分かりやすいように、ワザを撃つ側は先程と同じく《フライゴンGX》の「ソニックエッジGX」を撃つ場合としますね。
アローラペルシアンGX
例えば《フライゴンGX》に《オーロラエネルギー》などの特殊エネがついていた場合、《アローラペルシアンGX》の特性「ドヤがお」でワザは通らないはずなのですが、貫通ワザはこの特性を貫通してダメージを与えることができます。
ソルガレオ&ルナアーラGX
《ソルガレオ&ルナアーラGX》が「めがみのひかりGX」で追加効果を出していた場合、こちらのワザのダメージや効果が通らなくなってしまうのですが、貫通ワザはこの効果も無視してダメージを与えることができます。
モルペコ
《モルペコ》の「いちゃもん」で「ソニックエッジGX」を指定された場合はどうでしょうか。
この場合は、そもそも「ソニックエッジGX」自体撃てなくなってしまうので、いくら貫通ワザといってもワザ宣言ができない以上使うことはできません。
ここは注意点ですね!
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