今回ポケカードラボでは、カラマネロ超バレットのデッキレシピとその戦い方について紹介していきます。
カラマネロの特性を軸に色々なアタッカーをいれてどんな相手にも対応できるようにします。
まずは「バレット」の意味から押さえておきましょう。
もくじ
まず、バレットとは?
シンプルに説明すると、環境へのあらゆる対策カードを入れてどの状況にも対応できるような構築の事を指します。
「シルバーバレット戦略」と言われるらしいのですが、少なくともポケカ界隈では「バレット」とだけで呼んでいるようです。
様々な種類のカードが入るためそれぞれを多く入れることができず、たいていは1枚ずつ入れていることが多いのが特徴です。
実際に今回のデッキレシピを見ればそれが分かるかと思います。
カラマネロ超バレットデッキレシピ
最初はギラティナカラマネロデッキだったのですが、環境を対策していくうちにこの型になりました。
カラマネロ
特性「サイコリチャージ」でトラッシュの超エネをベンチポケモンに付けることができます。
SM環境ではこの特性を止められるのはケッキングぐらいで、環境には出てきていないので実質止まらずに常に特性を使い続けられます。
この特性を最大限利用して攻めていきましょう!
ギラティナ
主にギラティナがこのデッキのメインアタッカーです。
3エネを付けて「シャドーインパクト」を撃ち、きぜつしても特性「やぶれたとびら」でベンチに帰って来て相手のベンチポケモン2匹にダメカンを1個ずつ乗せることもできてしまいます。
いくら倒されても特性で復活し続けるので、相手にとってはかなり厄介なポケモンのはずです。
カプ・コケコ
逃げエネ0がとても優秀で、誰かがきぜつした時にとりあえずバトル場に出しておいて、ベンチをカラマネロで育てることができます。
また、「かいてんひこう」は相手全体に20ダメージずつ乗せるワザなので、HPが低いロストマーチ対策として優秀です。
ミミッキュ
このデッキ、実は結構事故が起こるので、そんな時の「くすねる」は非常に助かります。
また「まねっこ」は直前に相手が使ったワザをミミッキュ自体が使えるので、使い方によってはかなり強力です。
マッシブーンGXの「ナックルインパクト」やウルトラネクロズマGXの「フォトンゲイザー」、ゼラオラGXの「プラズマフィスト」などの大ダメージワザを簡単に出せて、相手にカウンターを喰らわせられちゃうんです。
ネクロズマGX
相手がGXポケモン中心の時に「ブラックレイGX」を撃つのが非常に有効です。
そのままあとは後続に任せて一気に勝負を決めてしまえます。
また、HPが200以上あるGXポケモンに対しては、エネをたくさん貼って「プリズムバースト」で一撃で倒してしまうという手段も使えるので、最初には出さずに温存しておきましょう。
カプ・テテフ
ギラティナやカプ・コケコ、ネクロズマGX、のろいのおふだ、戒めの祠でばらまいたダメージを「マジカルスワップ」で好きに移動させて任意の相手を倒すことができます。
これによってサイド複数枚取りを狙って逆転を図ります。
ヨーギラス
「きずをえぐる」は、相手にダメカンが3個以上乗っていれば、合計80ダメージも出せるワザです。
ギラティナは悪弱点で、ゾロアークGXがややきつめなので、ダメカンを5個乗せてからヨーギラスであっという間に片付けてしまいましょう。
もしこの構築にダブル無色エネが入るなら、闘のイワークで一気に倒してしまうのもいいかと思います。
ヤレユータン
このデッキにはカプ・テテフGXが入っていないので、手札事故が起きた時の強い味方として採用しました。
ヤレユータン自体も「サイコキネシス」を撃てるため、置物にならずに場にい続けることができます。
のろいのおふだ
最初この枠はこだわりハチマキにしていたのですが、それだとアローラナッシーに非常に勝ちにくいことが分かったので、のろいのおふだ型にしました。
これでダメージ調整がかなりしやすくなるので、非GXとの勝率もグンと上がるはずです。
カラマネロ超バレットデッキの弱点
アローラベトベトン
このデッキの主軸はギラティナなので、その特性が止められてしまうとトラッシュから渇することができず、コンセプトが崩れてしまいます。
高HPポケモンが使うまんたんのくすり
HP230のジュカインGXやHP250のソルガレオGXは、エネをすぐに貼り切れるため、まんたんのくすりを搭載していることが多いです。
こちらからすると、1匹犠牲にして2撃で倒したいところなのに、まんたんのくすりをされてしまうとその狙いができず、不利になっていってしまいます。
対策カードのサイド落ち
バレットの宿命ではありますが、相手に対応するための対策カードはだいたい1枚しか入れていないので、それがサイド落ちしてしまうと対処法がないということになります。
- アローラベトベトンが出るとギラティナやヤレユータン特性が止められてしまう
- 高HPポケモンにまんたんのくすりを使われるとなかなか倒せない
- 対策カードがサイド落ちしてしまうと対策ができない・・・
弱点への対策
アローラベトベトンに対しては、トラッシュに落としたギラティナを早めにベンチに戻しておくか、またはむやみにトラッシュに落とさないようにしましょう。
油断して適当にトラッシュに落としてしまうのは、NGです!
まんたんのくすりを使うデッキは意外と限られます。
なので、ある前提の動きをしましょう。
無理にダメージばかり与えようとすると、逆に相手の思うつぼです。
サイド落ちした場合は、ほかのバレットのカードで何とかするしかありません。
ネクロズマGX以外非GXポケモンで構築されているので、我慢してサイドを少しづつ取りつつ、対策カードが来るのを待ちましょう。
- アローラベトベトンが見えたらギラティナの管理はしっかりする!
- まんたんのくすりを使うジュカインGXやソルガレオGXに対しては、前のめりに攻めすぎず、冷静に2撃を狙う。使われる前提で動くこと。
- 対策カードがサイド落ちした場合は、ほかのカードで攻めて耐えておく。
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