ポケモンカードで対戦している人にとって、アローラベトベトンと言えば、超タイプで特性かがくのちから持ちを真っ先に思い浮かべる人が多いかと思います。
たねポケモンの特性を封じ、テテフのワンダータッチをも使えなくしてしまうあの特性ですね。
ですがせっかくならGXのアローラベトベトンも使ってあげたい!
ということで今回、ポケカードラボではひとつ土台となる型を載せてみます。
アローラベトベトンGX/エンニュートデッキレシピ
[box color=”pink2-cream” title=””]
[/box]
ワザ「ケミカルブレス」は元々の10ダメージに加え、相手が受けている特殊状態の数×70ダメージと、非常に強力なワザです。しかしネックになってくるのが、3エネという重さと、誰で特殊状態にするかということ。
今回は1進化でどくとやけどにできる特性を持つエンニュート型にしました。状態異常が2つなので140ダメージが追加されます。
これに加えてこだわりハチマキの30ダメ、ポケモンチェックの30ダメ(どく10+やけど20)を計算すると、
10+140+30+30=210ダメージ!!
という風に一撃でゾロアークGXやグソクムシャGX、マグカルゴGXのHP210ラインを倒すことができます!
他の相方候補とそれぞれのデメリット
状態異常を特性で付与できるポケモンというのは限られていて、しかも一番の問題はアローラベトベトンGXと同じ悪タイプは、SMレギュではいないことです!
そのためどうしても他のタイプのポケモンに頼ることになります。
まずは今回採用したエンニュート。
どく、やけどという、いきなり30ダメージを約束してくれる優れもの。逃げエネも1なのでエスケープボードとの相性も良いです。
ただ1度進化してしまうと特性は発動しないので、それ以降置物になってしまいます。ワザが3エネなのでカウンターエネを入れても発動しにくいのが難点です。
次に候補に挙げたいのがライチュウです。
特性エボルショックで相手をマヒにして、動きを封じることができます。
ですがライチュウの場合、特殊状態を一つしか付与できないため、ダメージが70しか追加されません。そして環境的に「グズマ」や「フウとラン」が多いため、マヒでバトル場に居座ってくれる可能性がそこまで高くないんじゃないかと思われます。
ワザの方もやはりカウンターエネは発動させにくい重さです。
そして3つ目の候補がウツロイドGX。
たねポケモンなので使いやすく、どくとこんらんのふたつの状態異常を与えてくれます。超エネやビーストリングを入れれば攻撃にも存分に参加できるのではと考えました。
ですが困ったことに、この特性はお互いにかかるのでもちろんこちらにも影響します。つまり自分のアローラベトベトンGXもこんらんになってしまうというリスクがあるわけです。
こんらん状態での攻撃はコイン運。その博打を解決する方法は現段階で浮かびませんでした。
アローラベトベトンGXの使い方
アローラベトベトンGXはまだ個人的にも研究初期なので断定はできませんが、下のワザ「かみくだく」は確定エネトラッシュの120ダメージなので非常に強力です。
そのため状態異常だけにとらわれず、エネ破壊も絡めた攻撃を展開していくと面白いのではないかと思います。
今回は改造ハンマーを2枚入れるという形を取りましたが、もっと効率のいいワザの使い分けを探していきたいです。