コラム

ロケット団の監視塔があっても、手札のファイアローexは出せる?

ロケット団の監視塔が場に出ているとき、手札にあるファイアローexの特性「エキサイトダイブ」は使えるのか。
結論から言うと、条件を満たしていればファイアローexは手札からベンチに出せます。

結論:出せます

ロケット団の監視塔
ロケット団の監視塔
効果

おたがいの場のポケモン全員の特性は、すべてなくなる。

ロケット団の監視塔がなくすのは、場にいる無色ポケモンの特性です。
一方、ファイアローexの「エキサイトダイブ」は、ファイアローexが手札にある状態で使う特性です。

つまり、特性を使うタイミングではファイアローexはまだ場にいません。
そのため、ロケット団の監視塔の影響を受けずに、手札からベンチに出すことができます。

ロケット団の監視塔が見ているのは「場」

ロケット団の監視塔は、スタジアムとして場に出ているあいだ、
おたがいの場の無色ポケモン全員の特性をなくすカードです。

ここで大事なのは、テキストに書かれている対象が「場」であること。
手札・山札・トラッシュにあるカードまでは見ていません。

かなりざっくり言うと、ロケット団の監視塔は盤面に出ている無色ポケモンだけを見張っているカードです。
手札の中にいるファイアローexまでは、まだ監視対象ではありません。

ファイアローexの「エキサイトダイブ」は手札で使う特性

ファイアローexの特性「エキサイトダイブ」は、自分の場に無色タイプのメガシンカexがいるなら、
手札にあるファイアローexをベンチに出せる、という内容の特性です。

つまり、特性を使う場所は場ではなく手札です。
ロケット団の監視塔が場にあっても、まだ手札にあるファイアローexの特性まではなくなりません。

カード 見ている場所 ポイント
ロケット団の監視塔 場にいる無色ポケモンの特性をなくす
ファイアローex 手札 手札にある状態で「エキサイトダイブ」を使う

処理の流れで見るとわかりやすい

  1. ロケット団の監視塔が場に出ている。
  2. ファイアローexはまだ手札にある。
  3. 自分の場に無色タイプのメガシンカexがいる。
  4. 手札にあるファイアローexの特性「エキサイトダイブ」を使う。
  5. この時点では、ファイアローexはまだ場にいないため、監視塔の対象外。
  6. 特性の効果で、ファイアローexをベンチに出す。
  7. ベンチに出た後は場の無色ポケモンになるため、ロケット団の監視塔の影響を受ける。

大事なのは、「出す前」と「出した後」で、ファイアローexがいる場所が変わることです。
エキサイトダイブを使うタイミングでは手札にあり、ベンチに出た後は場にいます。

「出た後に特性がなくなるなら、出すことも止まるのでは?」

ここが一番まぎらわしいところです。
たしかに、ファイアローexはベンチに出た後、ロケット団の監視塔の影響を受けます。
しかし、それですでに使ったエキサイトダイブの処理が巻き戻るわけではありません。

エキサイトダイブは、手札にあるファイアローexが使う特性です。
その特性の処理としてファイアローexをベンチに出します。
ベンチに出た後に監視塔の影響を受けても、すでに「ベンチに出す」という処理は完了しています。

なので、ロケット団の監視塔が場にあっても、
手札からベンチに出すところまでは止まりません。

過去の公式Q&Aからも同じ考え方が確認できる

直接「ロケット団の監視塔とファイアローex」のQ&Aが出ていなくても、同じ考え方の公式Q&Aがあります。

頂への雪道
頂への雪道
効果

おたがいの場の「ルールを持つポケモン」の特性は、すべてなくなる。

ゲッコウガGXHP 230
ゲッコウガGX
特性しんしゅつきぼつ

自分の番に、自分の手札がこのカード1枚だけなら、1回使える。このカードをベンチに出す。その後、自分の山札を3枚引く。

かすみぎり130

このワザのダメージは、弱点・抵抗力と、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。

弱点×2
抵抗なし
逃げエネ

たとえば、スタジアム「頂への雪道」が場に出ているときでも、
手札にあるゲッコウガGXの特性「しんしゅつきぼつ」は使える、という公式Q&Aがあります。
これは、ゲッコウガGXが手札にある状態で使う特性だからです。

デデンネGXHP 160
デデンネGX
特性デデチェンジ

自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の手札をすべてトラッシュし、山札を6枚引く。この番、すでに別の「デデチェンジ」を使っていたなら、この特性は使えない。

バチバチ50
弱点×2
抵抗-30
逃げエネ

逆に、デデンネGXの「デデチェンジ」やクロバットVの「ナイトアセット」のように、
手札からベンチに出した後、場にいる状態で使う特性は、
頂への雪道があると使えない、というQ&Aもあります。

この違いはかなり重要です。
手札にある状態で使う特性なのか、場に出た後に使う特性なのか。
今回のファイアローexは前者なので、ロケット団の監視塔があっても出せる、という整理になります。

ただし、出せないケースもある

ロケット団の監視塔があってもファイアローexは出せますが、どんな状況でも出せるわけではありません。
以下のような場合は、エキサイトダイブを使えません。

  • 自分の場に無色タイプのメガシンカexがいない場合
  • 自分のベンチがすでに5匹で埋まっている場合
  • 自分の番ではない場合

特にベンチが埋まっている場合は注意です。
手札からベンチに出す特性であっても、出す場所がなければ使えません。

まとめ

ロケット団の監視塔が場にある状態でも、
条件を満たしていれば、手札のファイアローexは特性「エキサイトダイブ」でベンチに出せます。

理由はシンプルです。
ロケット団の監視塔が見ているのは「場」であり、
ファイアローexがエキサイトダイブを使う場所は「手札」だからです。

出した後のファイアローexは場にいる無色ポケモンになるため、ロケット団の監視塔の影響を受けます。
ただし、出す前の手札にあるファイアローexまでは止められません。

迷ったときは、「その特性を使う瞬間、そのカードはどこにあるのか?」を見ると整理しやすいです。

最終回答


ロケット団の監視塔が場に出ていても、手札のファイアローexは「エキサイトダイブ」でベンチに出せます。

ポイントは、ロケット団の監視塔の対象が「場」で、ファイアローexの特性を使う場所が「手札」だということです。

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