今回ポケカードラボでは、長い間ポケカに登場しなかった《ユンゲラー》について書いていきます。
どうして《ユンゲラー》が登場しなくなったのか、また、それ以前の《ユンゲラー》はどのようなテキストだったのかを紹介します。
ポケモンカードのデッキを構築する時の参考になるような記事になっています。関連デッキの紹介もしているので活用してくださいね。
ユンゲラーはどうして登場しなくなったの?
まず、どうして《ユンゲラー》のカードが登場しなくなったのか、そこから説明していく必要があるのですが、そこには『ユリ・ゲラー』という人物が関わってきます。
イスラエル人である『ユリ・ゲラー』は1974年に初来日し、テレビ出演をした際に、「超能力」を使ってスプーンを曲げる姿がブラウン管に映し出されたことで、全国に超能力ブームを巻き起こしました。
その『ユリ・ゲラー』が2000年11月、アメリカのロサンゼルス連邦地方裁で、「ポケットモンスターのカードゲームに、自身の名前と特徴に似た《ユンゲラー》というキャラクターが登場している」という主張で、任天堂に対する損害賠償請求を起こしたのです。
そこからキャラクターの使用禁止を求めており、その影響からか2003年以降、ポケモンカードで《ユンゲラー》が登場することはありませんでした。
実際に似ているか似ていないかは・・・ここではノーコメントとしておきます笑
ユリ・ゲラーがユンゲラーの使用を解禁!
そこから長い月日が流れて2020年11月29日、『ユリ・ゲラー』が突然このようなツイートを投稿しました。
「20年前にやったことは、本当に申し訳なく思っています。子供と大人に向けて、私は禁止していたことを解除します。カダブラ(ユンゲラーの英語名)のポケモンカードを復活させるかどうかは、全て任天堂に任せます。おそらく今では最も希少なカードの1つになっているでしょう!すべての人に多くのエネルギーと愛を!」
使用禁止を出し続けていた『ユリ・ゲラー』から使用許可が出たのです!
自分がポケカを始めてから見ることのなかった《ユンゲラー》。たしか20thアニバーサリーのボックスにも収録されなかったのですが、いよいよ見れる日が来ました!
もちろん、《ユンゲラー》が必ず出ます!という発表ではないので、時期は分かりませんが、いざ発売となった時にはものすごいことになりそうですね♪
過去の《ユンゲラー》を紹介!
《ユンゲラー》は最初から禁止されていたわけではないので、過去にいくつかカードとして登場しています。
せっかくなのでどんな《ユンゲラー》たちがいたのか見てみましょう。
今まで登場した《ユンゲラー》はこの7種だと思います。
《ユンゲラー》の他にも、《わるいユンゲラー》《ナツメのユンゲラー》という種類があるようですね。
本当は登場した順に並べたかったのですが、ちょっと分からなかったので一気に紹介することにしました(^^;
おそらくこの《ユンゲラー》騒動で巻き込まれてしまった《ケーシィ》、そして2進化である《フーディン》とどの3匹もかっこよくて個人的にかなり好きなので、ポケカでの登場を心待ちにしたいと思います!
また、今回こちらの記事から一部分引用させて頂きました。
「ユンゲラーのポケモンカードを「解禁します」。任天堂を訴えていたユリ・ゲラーさんが投稿」