今回ポケカードラボでは、プレイズ西尾シャオ店のジムバトルで優勝をしたカビゴンドールデッキのデッキレシピを紹介します。
ポケモンカードのデッキを構築する時の参考になるような記事になっています。関連デッキの紹介もしているので活用してくださいね。
もくじ
カビゴンドールデッキ
https://twitter.com/P_nishiosyao/status/1859481784616116709
カビゴンドールと「きんきゅう~」の特性を活用したデッキ戦略
このデッキは、カビゴンドールを中心に、「きんきゅう~」の特性を持つポケモンたちが組み合わさった、スピーディーかつ柔軟な戦略が特徴の構築です。それぞれのカードが状況に応じた効果を発揮し、相手の想定を超える動きで対戦を有利に進めます。
主なカードと特性の特徴
カビゴンドール
カビゴンドールは、対戦準備時に場に出せる特殊なカードです。HP120で耐久力があり、きぜつしてもサイドを取られないため、相手のサイドレースを阻止する役割を持ちます。さらに、自分の番中に自由にトラッシュできるため、必要に応じて場を整理して他のポケモンに切り替え可能です。
ギギギアル(特性:きんきゅうかいてん)
ギギギアルは、相手の場に2進化ポケモンがいるとき、手札からベンチに直接出すことができます。進化ラインを揃える手間を省きながら、素早く展開できるため、相手の2進化デッキに対して特に効果的です。
レントラー(特性:しゅんぱつりょく)
レントラーは、対戦準備時に特別な展開が可能なポケモンです。「しゅんぱつりょく」の特性を使うことで、手札にあるこのカードを直接バトル場にウラにして置くことができます。この特性により、初動の安定性を大幅に向上させ、進化ポケモンを素早く運用することが可能です。
レントラー(特性:みなぎるせんこう)
レントラーの「みなぎるせんこう」は、ゲーム中盤から終盤にかけて活躍する特性です。この特性は、自分のサイドの残り枚数が相手のサイドの残り枚数より多いときに1回使うことができ、手札にあるこのカードを直接ベンチに出せます。
この特性を利用することで、不利な状況でも速やかに戦力を展開し、逆転のきっかけを作ることが可能です。特にサイドレースで遅れを取っている場合に有効で、相手のリードを抑えながら攻撃の手を緩めない戦術が展開できます。
エンペルト(特性:きんきゅうふじょう)
エンペルトは、手札が0枚の状態でトラッシュからベンチに直接出すことができます。さらに、登場後に山札から3枚引けるため、手札が尽きた状況でも強力なリカバリー手段を提供します。
メタグロス(特性:きんきゅうエントリー)
メタグロスは、山札から引いたタイミングでベンチに空きがあればそのまま場に出し、山札から3枚引ける特性を持っています。山札を進めながら強力なポケモンを展開できるため、デッキの回転率を大幅に向上させます。
デッキ戦略の特徴
このデッキの最大の特徴は、きんきゅうの特性を活かした柔軟な展開力と対応力です。それぞれの特性を組み合わせ、以下のような戦術を実現します。
序盤:盤面の安定
カビゴンドールやレントラー(しゅんぱつりょく)で場を素早く整えます。序盤から安全に展開し、防御的な立ち回りで相手の初動を牽制します。
中盤:特性を活かした瞬発力
ギギギアルやメタグロスの特性を活かして進化ポケモンを次々と展開。エンペルトがトラッシュから復活し、手札リソースを補充する動きも加え、対戦を有利に進めます。
終盤:追い込みと逆転
レントラー(みなぎるせんこう)を活用し、自分のサイドが少ない状況でも戦力を整えます。カビゴンドールを再度出して相手のサイドレースを遅らせ、最後の一押しで勝利を掴む構成です。
強みと弱点
強み
- 特性を活かした場の素早い展開で、相手の動きを上回る。
- カビゴンドールによる防御力とサイドレース阻止が強力。
- 山札リソースを維持するカードが多く、後半戦も安定。
弱点
- 特性を活かす状況を作るために、場の状況や手札管理が重要。
- カビゴンドール以外のアタッカーが複数進化ポケモンに依存しているため、序盤の展開次第で苦戦する場合がある。
まとめ
このデッキは、カビゴンドールの特性による防御力を基盤に、緊急対応特性を持つポケモンたちを駆使して展開を加速するユニークな構築です。それぞれのカードが状況に応じた効果を発揮し、相手の想定を超える動きで戦況をコントロールします。防御的な立ち回りと特性を活かした攻撃的な展開を両立できるこのデッキは、初心者から上級者まで楽しめるポテンシャルを秘めています。場を支配しながら勝利を掴む新しい戦術をぜひお試しください!