「Fレギュ落ちなんて気にしない!」と言わんばかりに、シティリーグで堂々の優勝を果たしたリザードンex/ヨノワールデッキ。環境の変化に対応しつつ、強さを保つその秘訣は一体何なのか…?
今回の記事では、優勝デッキの構築をじっくりと解説!新たに採用された「テツノドクガ」や「ゼロの大空洞」といったカードの可能性、さらにFレギュ落ちで失ったカードたちの影響についても掘り下げていきます。デッキの改良や戦略のヒントが満載なので、ぜひ最後までお楽しみください!🔥
もくじ
12/9シティリーグ優勝リザードンex/ヨノワールデッキ
2024年12月9日、秋葉原チェルモで開催されたシティリーグで優勝を果たしたリザードンex/ヨノワールデッキレシピがこちらです。このデッキには「キャンセルコロン」や「ロストスイーパー」、さらには「偉大な大樹」など、好みによって採用が分かれるカードも含まれていますが、一番最近で優勝したリザードンexデッキの構築なので「これが現時点での最強リザードンex構築では?」と言っても過言ではないでしょう!なので、この記事では、このデッキを参考にしつつ、Fレギュ落ちが与える影響を考察していきます。
Fレギュ落ちで使えなくなるリザードンexの重要カードたち
Fレギュ落ちで、リザードンexで使えなくなるカードが増えてしまいます。今回は、12月9日のチェルモシティリーグの優勝デッキを参考にして、「リザードンex」がどんな影響を受けるのか考えてみました。
カード名 | 特徴 |
---|---|
ロトムV | 1ターン目に手札を増やすために重宝されていたドロー性能。 |
ネオラントV | 特性「ルミナスサイン」で手札にサポートカードを持ってこられる万能カード。 |
かがやくリザードン | 非exポケモン相手に猛威を振るった強力なアタッカー。 |
森の封印石 | 強力なVスターパワーをどのVポケモンでも使えるようにするアイテム。 |
キャンセルコロン | 特性を封じて相手の戦略を崩す妨害カード。 |
ロストスイーパー | スタジアムやどうぐをトラッシュする便利なカード。 |
ネジキ | ベンチポケモンをすばやく交換し、奇襲を仕掛けるのに使われたサポート。 |
ロトムVの喪失がもたらす影響
リザードンexデッキでは、1ターン目にロトムVを使い手札を補充するのが主流でした。「これから準備が整うぞ!」という序盤の安心感を支えてくれたこのカードがFレギュで落ちてしまうのはかなり痛いですね。代替カードをどうするか、悩ましいです。
非exポケモンの要「かがやくリザードン」も消える!?
非exポケモン相手に圧倒的な力を発揮していた「かがやくリザードン」。これが使えなくなるとなると、代わりの非exポケモンを探さないといけません。候補としては「ガチグマex」も考えられますが、非exで攻撃の要となる存在が欲しいところ!
ネオラントVがいなくなる未来…どうする!?
特性「ルミナスサイン」を持つネオラントVは、手札に必要なサポートカードをサーチするのに大活躍でした。「いざというときはネオラントで…」と安心感がありましたが、Fレギュ落ちで使えなくなるのは本当に残念!代わりに「ヨルノズク」が候補に挙がっていますが、トレーナーズを2枚まで持って来れる分、むしろ強い?そんな気もします!
ネジキの不在で奇襲が難しくなる!?
ネジキを使えばベンチのロトムやネオラントをヨマワルなどと入れ替え、一瞬で進化して相手を驚かせることができました。この驚きの一発が使えなくなるのは悲しいですね。でも、新しいサポートカードで驚かせてくれる未来に期待です!
Fレギュカード無しリザードンex/テラパゴスexデッキレシピ
12/12ジムバトル優勝リザードンex/テラパゴスexデッキレシピ
ジムバトルの優勝デッキを見ていたら、んんっ!?Fレギュカードが一切入っていないリザードンexデッキを発見!これは気になりますよねっ!
Fレギュカードなしでも優勝できるリザードンexのデッキレシピ、これはもう今後の参考にするしかないでしょっ♪どんなカードが採用されているのか、Fレギュ落ちしたカードの代わりに何が入ったのか、これはもう見逃せません!さっそく優勝デッキレシピを見てみましょう♪
本日のポケカジムバトルは10名の参加で優勝は・・・
火種ぱずるさんの「宝石リザードン」でした‼️
キーカード「テラパゴス・リザードン・ジニア・ジェット・スピンロトム」
おめでとうございます‼️🎉🎉🎉
次回もご参加お待ちしてます‼️😄#トイコンプ堺 #ポケカ pic.twitter.com/mU8h09Ibkm
— トイコンプ堺店 (@toycomp6) December 12, 2024
新しく追加されたカードはこの5種類!驚くべきことに、なんとグッズが1枚も追加されていない!デッキレシピを見た感じだと、「スボミー」をかなり意識した構築になっているように感じます。
さらに注目したいのは、「リザードンex」と言えば必ずと言っていいほど採用されていた「ペパー」が4枚も抜けている点。ほぼ100%の確率でデッキに入っていたペパーですが、Fレギュ落ちで「ロトムV」と「森の封印石」という強力なサーチコンボを失ったことで、デッキにおける優先度が大きく低下したようですね。
今回追加された主なカードは以下の5種類!注目ポイントも合わせて見ていきましょう。
カード名 | 特徴 |
---|---|
テツノドクガ | 「かがやくリザードン」の代役候補!特性で奇襲ができるものの、120ダメージがやや控えめ。 |
ジニア | 進化ポケモンを2枚までサーチ可能。「スボミー」対策にも効果的! |
アクロマの執念 | スタジアムとエネルギーを同時にサーチ!「ゼロの大空洞」との相性抜群。 |
ゼロの大空洞 | 「テラスタル」ポケモンでベンチを8匹まで展開可能。戦略の幅が広がるスタジアム。 |
ジャミングタワー | 「ガケガニ/テラパゴスデッキ」対策に効果絶大!どうぐの効果を無効化。 |
テツノドクガ
特性: サーマルリアクター
自分の番に、このポケモンがベンチからバトル場に出たとき、1回使える。自分の場のポケモンについている炎エネルギーを好きなだけ選び、このポケモンにつけ替える。
ワザ: 炎炎無ねっせん 120
次の自分の番、このポケモンは「ねっせん」が使えない。
「テツノドクガ」は「かがやくリザードン」の代わりに採用されていると思われます!特性で一気に奇襲を仕掛けられる点は嬉しいですが、どうしても120という攻撃力が気になってしまう…。ただし、「かがやくリザードン」がデッキに1枚しか入れられない強力カードであるのに対し、「テツノドクガ」は4枚採用できる普通のカード。この違いは仕方ないかも!代役としてどこまで活躍できるか、期待したいところです!
ジニア
自分の山札から進化ポケモンを2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
「ジニア」は完全に「スボミー対策」も兼ねて採用されているようです!ハイパーボールが使えない状況でも、サポートで進化ポケモンを持って来れるのは本当に便利。特に、「ピジョットex」を優先的に育てつつ、「ヨノワール」ラインも揃えられるのが嬉しいですね!
アクロマの執念
サポート
自分の山札からスタジアムとエネルギーを1枚ずつ選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
このカードも「スボミー対策」として非常に優秀!サポートカードなのでグッズロックされていても使えますし、スタジアムとエネルギーをサーチできるのは十分に強力。「ゼロの大空洞」を持ってきて場を整えることもできれば、「ジェットエネルギー」を活用して「カビゴンLO」のような妨害戦術を回避することも可能です!
ゼロの大空洞
スタジアム
自分の場に「テラスタル」のポケモンがいるプレイヤーが、ベンチに出せるポケモンの数は8匹になる。
「ゼロの大空洞」が入ったリザードンexデッキは珍しいかもしれません。このデッキでは「リザードンライン」が2-0-2と薄めで、「テラパゴスex」も攻撃役として使う構築になっているように見えます。さらに「ヨルノズクライン」が3-3と厚めに採用されているので、ベンチの枠を広げて戦略の幅を持たせる狙いもあるのかもしれません。
ジャミングタワー
スタジアム
おたがいのポケモン全員についている「ポケモンのどうぐ」の効果は、すべてなくなる。
最近流行りつつある「ガケガニ/テラパゴスデッキ」にぶち刺さるスタジアムカードです!例えば、「アラブルタケ」に貼られた「ブーストエネルギー」の効果を無効化できるため、「どく」の効果もなくなり、ガケガニデッキが一気に貧弱化!まさに環境メタとして有効な1枚と言えるでしょう(⌒∇⌒)!
まとめ
今回紹介したリザードンex/ヨノワールデッキは、Fレギュ落ちの影響を受けつつも、「テツノドクガ」や「ゼロの大空洞」などの新しいカードを採用することで、環境にしっかり適応した構築となっています。また、デッキ構築の自由度が高く、プレイヤーごとのアレンジの幅も広がりそうです!
特に、「かがやくリザードン」の穴を埋める候補や、「ジャミングタワー」を使った環境メタの対策が光る部分でしたね。これからのジムバトルやシティリーグで、どんな形のリザードンexデッキが活躍するのか楽しみです!
デッキを改良しながら自分だけの最強構築を目指して、ぜひ試してみてくださいね!🔥
次回は、さらに深い考察や別のデッキもご紹介予定ですので、お楽しみに~!✨