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スボミー対策のカードをいろいろ考えてみた【ポケカ】

スボミー対策に使えるカード
今回は、「スボミー」のグッズロック戦術と、それに対抗するためのカードをたっぷりご紹介!「スボミー」は、ポケモンカードを始めたばかりの人でも、その強力さがすぐに分かるカードです。ゼロエネルギーでワザを発動でき、相手が次の番にグッズを使えなくするという非常に厄介な効果を持っています。例えば、「ふしぎなアメ」や「ハイパーボール」など、試合中に頻繁に使われるグッズが封じられるため、相手の展開が完全に止まることも…。これにより、自分の番で「やれることがない」という状況に陥るケースも少なくありません。この記事では、そんな「スボミー」の対策を初心者にも分かりやすくご紹介します!ゼロエネルギーでグッズを封じる強力な効果を持つスボミー、これを攻略するためにどんなカードを使えばいいのか、詳しく見ていきましょう。最後には、スボミー同士での対策アイデアもご紹介しますよ!さあ、さっそくスタートです!

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スボミー:ゼロエネでグッズロック!

スボミー対策に使えるカード

ワザ「むずむずかふんは、なんとエネルギー0で使用可能!
例えば、相手が後攻1ターン目に「むずむずかふん」を発動してきた場合、進化用の「ふしぎなアメ」やポケモンを場に出すための「ネストボール」が使えなくなります。その結果、次のターンでやれることがほとんどなく、テンポを奪われてしまうことも…。初心者にとっては、対策が難しく感じられるポイントです。

現環境では、スボミーはグッズロック戦術の中心となる存在。エネルギーを必要としないため、どのデッキにも無理なく採用でき、序盤から終盤まで柔軟に活躍できます。その妨害能力は、特に進化やエネルギー加速が重要なデッキにとって脅威となっています。

一方で、HPが30と非常に低いため、攻撃されると簡単に倒されてしまう点はデメリットです。特性ワザで直接ダメージを与えるカードや、ベンチ狙撃ができるカードを活用して対策を練ることが重要になります。この記事では、そんなスボミー対策にぴったりのカードを詳しくご紹介していきます!

スボミーの強み スボミーの弱点
ゼロエネルギーでワザを使える HPが30と非常に低い
グッズロックで相手のテンポを奪う 攻撃力が乏しく火力が足りない

スボミーの強み

エネルギー不要で序盤から妨害可能:
スボミーの最大の特徴は、ワザ「むずむずかふん」をエネルギーなしで使える点です。特に後攻1ターン目にこのワザを発動すれば、相手がまだ盤面を整える準備ができていない段階でグッズロックを仕掛けられます。これにより、進化のための「ふしぎなアメ」やポケモンを展開するための「ネストボール」などを使わせない状況を作り出せます。

柔軟にどのデッキにも採用できる:
ゼロエネルギーで発動できるため、どのタイプのデッキにも無理なく組み込めます。特に、テンポ重視のデッキや妨害戦術を得意とするデッキでは、その妨害能力を最大限活かすことができます。スボミーをサポート役として活用すれば、進化ポケモン主体のデッキにも対応できる柔軟性が光ります。

スボミーの弱点

HPが30と低いため、簡単に倒されやすい:
スボミーの最大の弱点は、その耐久力の低さです。HPが30しかないため、たねポケモンや簡単なダメージで簡単にきぜつしてしまいます。そのため、守りのための対策や、特性での補強が必要になる場面が多いです。

攻撃力が乏しく、サポートなしでは勝ちにくい:
スボミーは「むずむずかふん」で妨害を行えますが、ワザ自体のダメージが10と非常に控えめです。そのため、別のポケモンでダメージを稼ぐ必要があります。スボミーを使うデッキでは、他のアタッカーやダメージソースとなるカードとの連携が重要です。

スボミー対策カードとその効果的な使い方

スボミー スボミー対策に使えるカード スボミー対策に使えるカード スボミー対策に使えるカード

スボミーを対策するには、相手の「グッズロック」に対抗しつつ、自分の展開を維持する戦術が必要です。初心者の方でも扱いやすいカードを中心に、スボミーの厄介な妨害を突破す
これを読めば、スボミーとのバトルも怖くなくなるはずです!

ポケモンリーグ本部:エネルギーを要求してスボミーを封じる!

スボミー対策に使えるカード

ポケモンリーグ本部はスタジアムカードで、おたがいの場のたねポケモンがワザを使うための無色エネルギーを1個多く必要とする効果を持っています。

例えば、相手がスボミーをバトル場に出し、次のターンに「むずむずかふん」を狙っている状況を考えてみましょう。ポケモンリーグ本部を場に置けば、相手はワザを使うために1エネを必要とします。この間にこちらのベンチを整えたり、進化準備を進めたりする余裕が生まれます。

グッズロックを防ぐだけでなく、試合のテンポを取り戻す戦術として非常に有効です。

トドゼルガ:エネルギー制限で主導権を握る!

トドゼルガ:
ワザ
とうけつファング60
次の相手の番、ついているエネルギーが2個以下のポケモン全員は、ワザが使えない。

トドゼルガのワザ「とうけつファングは、次の相手の番、エネルギーが2個以下のポケモン全員がワザを使えなくなる効果を持ちます。この効果により、エネルギーを必要としないスボミーの「むずむずかふん」を完全に封じることができます。さらに、この効果は新しく場に出たポケモンにも適用されるため、スボミーの再展開も無効化可能です。

また、トドゼルガの60ダメージは、スボミーのHP30を一撃で突破できます。これにより、スボミーの低耐久を最大限に突き、速やかにバトル場から排除することが可能です。加えて、現環境ではリザードンexタケルライコexドラパルトexなどの2エネ主体のポケモンも多く、広範囲に効果を発揮します。スボミー対策に加え、エネルギー管理を妨害するカードとしても優秀な1枚です!

バイバニラ:HPが少ないスボミーへの圧力!

スボミー対策に使えるカード

バイバニラ特性「ごっかんルーム」は本当に最高なんです!
このポケモンが場にいるかぎり、残りHPが40以下の相手のポケモンは、ワザを使えなくなります。
スボミーのようなHP30のポケモンには、もうこれだけで完全に行動を封じることができちゃうんです!
ワザを撃つ必要がなく特性で相手を止められるので、スボミー対策としてはもちろん、環境全体で困らせる存在になるのも魅力ですよね。
この「ごっかんルーム」、使いこなすとめちゃくちゃ気持ちがいい!一度試したらハマること間違いなしです!

ゴツゴツメット:ダメージで相手にカウンター!

スボミー対策に使えるカード

ゴツゴツメットは、ポケモンのどうぐで、攻撃を受けたときに相手にカウンターを与える効果を持っています。
このカードをつけているポケモンがバトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、ワザを使ったポケモンにダメカン2個をのせます。
スボミーを倒すには、HPが30なので、このカウンターを2回発動させる必要がありますが、それでも確実にダメージを積み重ねられるのが魅力!
相手に攻撃をためらわせる心理的なプレッシャーを与えつつ、反撃の準備も整えられる優れたカードです。

デラックスボム:大ダメージで一気に突破!

スボミー対策に使えるカード

もう、ゴツゴツメットで2回もターンを待ちきれない人には、デラックスボムがおすすめです!
このどうぐをつけているポケモンがバトル場で攻撃を受けたとき、ワザを使ったポケモンにダメカン12個を乗せちゃいます。その後、派手に爆発してトラッシュ行きですが、インパクトだけは最高!
スボミーのようなHP30のポケモン相手には明らかに”やりすぎ”な火力ですが、それがまた面白いところ。
これを使った後の相手のリアクションを想像しながら、ぜひバトルで遊んでみてください!

ペラップ:にげられない状況を作る!

スボミー対策に使えるカード

ペラップのワザ「まくしたてる」は、30ダメージを与えつつ、相手のポケモンをにげられなくする効果を持っています。
このワザでスボミーをそのまま倒すのももちろんアリですが、相手のベンチポケモンをバトル場に呼び出して逃げられなくすれば、次のターンにスボミーの「グッズロック」を止めるチャンスを作ることもできます!
また、この「にげられない」効果はスボミー対策に限らず、他のデッキでも非常に有効。相手の動きを固定することで、次のターンの展開を有利に進める強力なサポートワザです。

サボネア:反撃でダメージを蓄積!

スボミー対策に使えるカード

サボネア特性「はんげきばり」は、バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、ワザを使ったポケモンにダメカン3個をのせる効果を持っています。
この特性により、スボミーのような耐久力が低いHP30のポケモンには、攻撃を受けても即座にきぜつさせることができます!
攻撃するたびに反撃されるこの特性は、相手に攻撃をためらわせるプレッシャーを与えるのにも最適です。

マシマシラ:特性でスボミーを一撃!

スボミー対策カード

特性「アドレナブレイン」が、スボミーの低HPを活かして一撃で仕留める強力な手段を提供します。

アドレナブレイン:この特性により、マシマシラは自分の場にある悪エネルギーを活用して、相手のポケモン(例: スボミー)にダメカンを3個30ダメージ)乗せることができます。この効果を使えば、HP30スボミーを特性だけで簡単にきぜつさせられます!

スボミー対策として、相手の場にスボミーが登場したらすぐにマシマシラをベンチに置き、特性を発動するだけで十分です。「むずむずかふん」によるグッズロックを行う前にスボミーをきぜつさせられるため、相手の戦術を大きく崩すことができます。

さらに、マシマシラの特性はワザとは異なり、エネルギーを消費せずに発動できるため、テンポを奪うことなく次の展開につなげやすい点が強力です。ただし、特性を活用するためには悪エネルギーが必要になるため、デッキ構築時にエネルギー配分を工夫する必要があります。

マシマシラスボミー対策だけでなく、他の低HPポケモンをきぜつさせる場面でも活躍する万能カードです。妨害やテンポ重視のデッキに組み込むと、その真価を発揮できるでしょう!

スボミーでスボミーを対策する!

スボミー

ここまでいろいろなカードを紹介してきましたが、実はスボミーを止めるには、スボミーを使い返すのが最も効果的です!
こちらもスボミーを使えば、相手を逆にグッズロックすることができます。そして、ここでさらにゴツゴツメットをつけたスボミーを登場させると、もう完璧!
相手がスボミーで攻撃してきた場合、ゴツゴツメットの効果でダメカン2個を返し、こちらのスボミーが先に相手をきぜつさせることが可能になります。これにより、こちらのグッズロックを長く維持し、結果的に戦術が圧倒的に優位になります。

結論:スボミー対策にはゴツゴツメットスボミーが強い説!

スボミー対策には、まずスボミーを返すという柔軟な戦術が最適。さらに、ゴツゴツメットを採用することで、攻撃しながら反撃の準備もできる最高の相性を発揮します。
現環境では、シンプルながら効果的なこの組み合わせを試してみてはいかがでしょうか?グッズロック合戦を制して、バトルを優位に進めましょう!

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【おまけ】ガマゲロゲEX:グッズロック戦術のレジェンド

スボミー対策カード

ガマゲロゲEXは、ポケモンカードゲームXY 拡張パック「ライジングフィスト」で登場した、グッズロックを軸にしたポケモンです。無色エネルギー2個(ダブル無色エネルギー)で使用できるワザ「ブルブルパンチ」は、相手の次の番にグッズを使えなくする効果を持ち、当時の環境を大きく揺るがしました。

当時の環境とガマゲロゲEXの台頭:

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ガマゲロゲEX」が登場したXY拡張パック「ライジングフィスト」では、他にも「ルカリオEX」「ストロングエネルギー」「ファイティングスタジアム」など、闘タイプを強化するカードが一気に追加されました。これにより、闘タイプが注目される一方で、密かに環境を支配し始めたのが「ガマゲロゲEX」です。

ブルブルパンチの恐怖:
ブルブルパンチ」は、ダメージは30と控えめながら、次の番にグッズを一切使えなくする絶大な効果を発揮しました。当時の環境で必須だった「パソコン通信」「ハイパーボール」「バトルサーチャー」などが封じられるため、相手は山札を1枚引いてターン終了、という状況に追い込まれることもしばしば。

ガマゲロゲEXを支えたカード:

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グッズロックをさらに強固にするために、ヘッドノイザークラッシュハンマーなどのカードが採用されました。「ヘッドノイザー」は、相手のポケモンに必要なエネルギーを増やし、さらに「クラッシュハンマー」でそのエネルギーを剥がしてしまうというコンボが強力でした。

また「ブルブルパンチ」だけでは不足するダメージを補うため、「クロバット」や「ジュナイパーGX」のような特性でダメカンをばら撒けるカードがデッキに採用されました。

さらに驚異的だったのが、「どくさいみん光線」と「タチワキシティジム」とのコンボです。確定でどく状態にし、コインでオモテが出れば相手をねむり状態にもできるという、非常に強力なグッズでした。

タチワキシティジム」が場にある場合、ポケモンチェックのたびに2個ずつ多くダメカンが乗るため、どく状態であれば合計3個が乗ります。さらに、「ブルブルパンチ」で30ダメージを与えられるため、1ターンで合計60ダメージを与えられる驚異のコンボです。

もし相手がねむり状態になり、行動できないままターンを終えた場合、帰ってきたポケモンチェックの結果、合計90ダメージを与えることも可能です。このコンボは、相手にとって非常に厄介で試合の流れを一気に変える力を持っていました。

 

対策とその克服:

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もちろん、「ガマゲロゲEX」への対策も行われました。「コバルオンEX」(拡張パック「メタルチャージ」収録)の「ホーリーエッジ」や、「ジラーチ」の「スターダスト」でエネルギーを破壊したり、「ミュウEX」(拡張パック「ドラゴンセレクション」収録)の特性を活用して「ブルブルパンチ」をコピーするなどの戦術が使われました。しかし、「ガマゲロゲEX」側も「フレア団のしたっぱ」や「クセロシキ」を駆使してこれらの対策を克服していました。もう。。。イタチごっこ

デッキ例:

ガマゲロゲEX」を活用した代表的なデッキをいくつかご紹介します。これらのデッキは、こちらの記事でも詳しく解説されていますので、ぜひチェックしてみてください!

  • ゲロバット:クロバット」ラインの特性でダメカンをばら撒き、「ブルブルパンチ」で相手のテンポを封じる構成です。ダメカンを追加することで、低ダメージの「ブルブルパンチ」を補強し、持久戦でも強さを発揮します。
  • ゲロムシャーナ:ムシャーナ」の特性「よちむ」でドローを進めつつ、「ヘッドノイザー」や「クラッシュハンマー」を活用して相手のエネルギーを破壊。エネルギー管理を徹底しながらグッズロックを維持するデッキです。
  • ゲロジュナ:ジュナイパーGX」の特性「フェザーアロー」で追加ダメージを与え、「巨大植物の森」で進化を早めてグッズロックを最大限に活用する構成です。耐久性のある「ジュナイパーGX」との相性が抜群です。

スボミーとの比較

スボミーは、ゼロエネルギーでワザを使える点が大きな強みですが、基本的なダメージは10と控えめです。

追加でダメージを与える手段として、「アラブルタケ」や「かがやくヒスイ オオニューラ」のどく効果で+30のダメカンを乗せることが可能です。また、「ユキメノコ」の特性でサポートすることも考えられますが、もともとの10ダメージからの追加ダメージは限定的で、大きな火力を出すのは難しいと言えます。

それでも、ゼロエネルギーでグッズロックを行えるのは非常に強力で、序盤のテンポを奪う戦術として非常に優秀です。

一方で、「ガマゲロゲEX」はどうでしょうか?ワザ「ブルブルパンチ」は30ダメージを与えつつ、グッズロックを行います。これに加えて、「クロバット」ラインや「ジュナイパーGX」の特性で追加ダメージをばら撒く戦術がありました。

さらに、「ヘッドノイザー」と「クラッシュハンマー」を組み合わせた妨害コンボが強力で、盤面を制圧する力がスボミーよりも高かったと言えます。

打点だけで比較すると、ガマゲロゲEXの方が高いダメージを出すことができましたが、スボミーのゼロエネルギーでの手軽さとテンポ重視の動きは現在の環境において独自の強さを持っています。

スボミーを対策する際には、過去の「ガマゲロゲEX」の戦術を参考にするのも一つの手ですね。

ガマゲロゲEXのような強力なグッズロックに対抗するためには、ジラーチなのでのエネルギー破壊や追加ダメージを軽減する手段、さらにはテンポを奪われないための戦術が重要でした。スボミーに対しても、これらの戦術を応用して、盤面をコントロールしていきましょう。


ここまで紹介してきた「ガマゲロゲEX」についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください!


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この記事では、ガマゲロゲEXがどのように環境を支配したか、詳しい戦術やデッキレシピを豊富に解説しています。

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