ポケモンカードゲームの競技シーンを熱くさせたシティリーグ。今回は、千葉と東京の2つの大会で見事優勝を果たした「リザードンex」デッキに注目します!
千葉大会で輝いたリザードンexデッキは、ヨルノズクを採用した独自の構築が特徴的。一方、東京大会で優勝したデッキは、定番とも言えるヨノワール入りの安定した型で仕上げられています。
この記事では、それぞれのデッキレシピや戦略、採用カードの狙いを詳しく解説。リザードンexでシティリーグを制した秘訣を一緒に見ていきましょう!
シティリーグ千葉県優勝リザードンexデッキ
ポケモン (21枚) | |
---|---|
エンテイV | 1 |
ヒトカゲ | 2 |
マナフィ | 1 |
ヨマワル | 1 |
ヨノワール | 1 |
キチキギスex | 1 |
リザードンex | 2 |
スピンロトム | 2 |
テラパゴスex | 2 |
ホーホー | 3 |
ヨルノズク | 3 |
ポッポ | 1 |
ピジョットex | 1 |
グッズ (21枚) | |
すごいつりざお | 1 |
なかよしポフィン | 3 |
ふしぎなアメ | 4 |
まけんきハチマキ | 1 |
テラスタルオーブ | 2 |
ネストボール | 4 |
ハイパーボール | 3 |
プライムキャッチャー | 1 |
夜のタンカ | 1 |
森の封印石 | 1 |
サポート (9枚) | |
スグリ | 1 |
ナンジャモ | 3 |
ネジキ | 1 |
ブライア | 1 |
ボスの指令げ | 2 |
博士の研究フトゥー博士 | 1 |
スタジアム (3枚) | |
シンオウ神殿 | 1 |
ゼロの大空洞 | 2 |
エネルギー (6枚) | |
基本炎エネルギー | 6 |
テラパゴスexで攻守のバランスを強化!
リザードンexデッキにおいて、テラパゴスex(テラスタルポケモン)はベンチにいる限りワザのダメージを受けないため、耐久性を活かして場を安定化させる重要な役割を果たします。
また、ワザ「ユニオンビート」はベンチポケモンの数×30ダメージを与えるもので、スタジアム「ゼロの大空洞」を使用してベンチを最大8匹まで増やすことで、最大240ダメージを狙えるサブアタッカーとして活躍します。
さらに、ワザ「クラウンオパール」は180ダメージを与えるだけでなく、次の相手の番にたねポケモンのワザダメージを無効化する効果を持ちます。この防御性能により、タケルライコex、古代バレット、ミライドンexなど、たねポケモンを主軸としたデッキに対して有利に戦うことが可能です。これらの能力を活用することで、攻守のバランスを取った試合運びができ、リザードンexデッキの戦略性をさらに向上させます。
ヨルノズクで進化と戦略を加速させる!
ヨルノズクがリザードンexデッキにおいて特に優れている点は、その特性「ほうせきさがし」によるトレーナーズカードのサーチ能力です。リザードンexは進化ラインをスムーズに構築することが勝利への鍵であり、ふしぎなアメを活用して素早くリザードンexへ進化させる戦略が重要です。このデッキでは「テラスタル」ポケモンが場にいることが多いため、特性発動条件も満たしやすく、必要なカードを迅速かつ的確に手札に加えることができます。これにより、試合序盤から効率よく展開できるだけでなく、中盤以降も柔軟に対応できる盤面を整えることが可能になります。さらに、ヨルノズク自身が「テラスタル」との相性も良く、特性を活かしてデッキの安定性と戦略性を大幅に向上させる点で、リザードンexデッキにおいて欠かせない存在です。
シティリーグ東京優勝リザードンexデッキ
ポケモン (19枚) | |
---|---|
かがやくリザードン | 1 |
ヒトカゲ | 3 |
リザード | 1 |
ネオラントV | 1 |
マナフィ | 1 |
ロトムV | 1 |
ヨマワル | 2 |
サマヨール | 1 |
ヨノワール | 1 |
キチキギスex | 1 |
リザードンex | 2 |
ポッポ | 2 |
ピジョットex | 2 |
グッズ (23枚) | |
すごいつりざお | 2 |
なかよしポフィン | 4 |
ふしぎなアメ | 4 |
まけんきハチマキ | 1 |
アンフェアスタンプ | 1 |
カウンターキャッチャー | 2 |
ネストボール | 3 |
ハイパーボール | 4 |
ロストスイーパー | 1 |
森の封印石 | 1 |
サポート (11枚) | |
ナンジャモ | 2 |
ネジキ | 1 |
フトゥー博士のシナリオ | 1 |
ブライア | 1 |
ペパー | 4 |
ボスの指令 | 2 |
スタジアム (1枚) | |
崩れたスタジアム | 1 |
エネルギー (6枚) | |
ミストエネルギー | 1 |
基本炎エネルギー | 5 |
今回の2種類のリザードンexデッキは、採用カードの違いによって戦略が異なります。
1つ目はヨルノズクを採用し、特性「ほうせきさがし」でトレーナーズカードを素早く手札に加えることで、安定したサポートを可能にしています。加えて、スピンロトムを活用し、特性「ファンコール」で後攻1ターン目から場を整えつつ、低コストでダメージを与える柔軟性を持たせています。
一方、2つ目のデッキはヨノワールの特性「カースドボム」で13ダメカンを置き、大ダメージを狙う攻撃型の構築が特徴。また、サポートのスグリを採用することで、ワザの火力アップやポケモンのスムーズな入れ替えをサポートしています。
それぞれの個性が明確で、プレイスタイルに合わせた選択が鍵です!
リザードンexデッキの可能性を広げる選択肢
今回紹介した2種類のリザードンexデッキは、それぞれ異なる採用カードによって独自の戦略性を持っています。ヨルノズクを採用したデッキでは、特性「ほうせきさがし」を活用してトレーナーズカードを効率よく手札に加え、進化や戦況に応じた柔軟な対応を可能にしています。一方、ヨノワールを採用したデッキは、特性「カースドボム」による一発逆転のダメージ出力が特徴で、攻撃特化のスタイルを選ぶプレイヤーに適しています。
また、テラパゴスexやゼロの大空洞の採用により、「テラスタル」ポケモンを活用した強力な盤面構築が可能です。ベンチの最大化や高耐久性を活かしつつ、サポートポケモンの能力を引き出す戦術は、リザードンexの高火力と相性抜群です。
これらのデッキは、プレイスタイルや環境に応じてカードを調整できる柔軟性も魅力の一つです。攻守のバランスを重視したいならヨルノズク型、圧倒的な火力を求めるならヨノワール型と、自分の戦略に合った構築を選ぶことで、リザードンexデッキの可能性を最大限引き出すことができるでしょう。あなたのプレイスタイルに最適なリザードンexデッキを見つけ、対戦での勝利を目指してください!