ピカチュウexをメインに据えたロストデッキが登場!このデッキの強みは、ミラージュゲートによるエネルギー補充の簡単さと、「がんばりハート」で一度きぜつを防ぎながら高火力の「トパーズボルト」を連続で放てる点です。
さらに、このデッキの真の強さは、終盤でヤミラミが登場するところにあります。ロストゾーンを10枚以上貯めた後の「ロストマイン」は、ダメカン12個を好きなように配置できるため、相手のHPの少ないポケモンを一掃しながら勝利への道を切り開きます。
序盤はキュワワーでロストゾーンを貯め、中盤にピカチュウexで攻撃を繰り出し、終盤のヤミラミでフィニッシュ。このデッキの魅力を、初心者でもわかりやすく徹底解説します!
もくじ
ロストピカチュウexデッキレシピ
ロストピカチュウexデッキは、ロストゾーン戦術を活かしながら、強力なアタッカーであるピカチュウexを中心に据えた構築です。特性「がんばりハート」で場持ちを強化し、ロストゾーンを溜めてミラージュゲートやヤミラミを活用する戦術が特徴です。
序盤:ロストゾーンを貯める準備
序盤は、キュワワーをバトル場に出して特性「はなえらび」を活用し、山札を掘り進めながらロストゾーンを増やします。
- 特性「はなえらび」で山札の上から2枚を見て、1枚をロストゾーンに送る。
- 手札に必要なエネルギーやグッズを揃える。
この間に、ロストゾーンのカード枚数を7枚以上にして、ミラージュゲートが使える状況を整えましょう。
中盤:ピカチュウexで攻撃
ロストゾーンが7枚以上になったら、ミラージュゲートを使ってピカチュウexにエネルギーを付け、バトル場で攻撃を開始します。
- 「トパーズボルト」(300ダメージ)で相手の主力ポケモンを一撃で倒す。
- 特性「がんばりハート」で一度だけきぜつを防ぎ、追加の攻撃チャンスを得る。
ただし、トパーズボルトを使用すると、エネルギーを3個トラッシュしなければならないため、次の攻撃に必要なエネルギーが不足するリスクがあります。この問題を解決するのがミラージュゲートです。
ミラージュゲートを活用すれば、異なるタイプのエネルギーを一度に2枚まで補充できるため、2回目のトパーズボルトもスムーズに撃てます。この戦術により、高火力を維持しながら連続攻撃が可能となります。
終盤:ガチグマとヤミラミでフィニッシュ
終盤では、状況に応じてガチグマ アカツキexやヤミラミを活用します。
- ガチグマ アカツキexのワザ「ブラッドムーン」(240ダメージ)は、相手が取ったサイドの枚数分だけエネルギーコストが軽減されるため、終盤に使いやすくなります。
- ヤミラミの「ロストマイン」は、ロストゾーンが10枚以上になった状況でダメカン12個を自由に配置し、相手のHPの少ないポケモンを一掃できます。
この2つの選択肢を持つことで、終盤の勝負に柔軟性が生まれます。相手のデッキや盤面に応じて最適なアタッカーを選びましょう。
このデッキの強み
- 攻撃力:ピカチュウexの300ダメージやヤミラミのロストマインで圧倒的な火力を発揮。
- 耐久力:ピカチュウexの特性「がんばりハート」で一度だけきぜつを防ぎ、追加のターンを得られる。
- 柔軟性:キュワワーやミラージュゲートを使ったロストゾーン構築で、状況に応じた戦術が可能。
- 連続火力:ミラージュゲートでエネルギーを補充することで、ピカチュウexがトパーズボルトを連続で撃てる。
- 終盤力:ガチグマ アカツキexとヤミラミの2択で、相手のサイド計画を崩しながら試合を決められる。
このデッキの最大の魅力は、ピカチュウexを中心とした高火力と、終盤の柔軟な戦術にあります。序盤はキュワワーでロストゾーンを貯めながらデッキを整え、中盤にピカチュウexが300ダメージの「トパーズボルト」で相手の主力ポケモンを一撃で倒します。特性「がんばりハート」により、1度だけきぜつを防ぐため、さらに追加の攻撃チャンスを得られるのも強みです。
また、ミラージュゲートを活用することで、エネルギー補充が簡単に行えるため、ピカチュウexが連続して攻撃を繰り出せる点もポイントです。そして、終盤では状況に応じてガチグマ アカツキexの「ブラッドムーン」で大ダメージを与えるか、ヤミラミの「ロストマイン」で相手のHPの低いポケモンを一掃する戦術が選べます。この柔軟性とパワーで、試合を確実に優位に進められる構築です。
シティTOP8のロストピカチュウexデッキたち
ロストピカチュウデッキは、ロストゾーン戦術を基盤にしながら、細かい構築の違いによってプレイヤーの個性が光るデッキです。今回ご紹介するのは、コンセプトを共有しつつもそれぞれ異なる特徴を持つ3種類の構築例です。
例えば、ヤミラミを採用している構築では、終盤に「ロストマイン」を使い、ダメカン12個を相手の場に自由にばらまくことが可能です。一方、ヤミラミを抜いたデッキでは、グッズやサポートを増やしてピカチュウexの攻撃をより安定させる戦術に特化しています。
重力玉を採用した構築は、相手の動きを封じる効果が特に強力です。このカードをつけたポケモンがバトル場にいると、お互いのバトルポケモンの「にげるためのエネルギー」が1個分増えるため、相手のバトル場を攻撃がしにくいポケモンに縛りやすくなります。一方で、こちらはポケモンいれかえやいれかえカートを使うことで、自由にポケモンを入れ替えつつ、ロストゾーンを貯める動きが可能です。このような柔軟な戦術が取れる点が、重力玉を採用する大きなメリットといえます。
防御面を意識する場合は、マナフィの特性「なみのベール」を活用してベンチポケモンを守りつつ、ロストゾーンを進める選択肢があります。しかし、最近はベンチを狙撃するポケモンが環境に少なくなっているため、マナフィをあえて抜いている構築も多く見られます。その分、火力の高いアタッカーを増やしたデッキでは、攻撃に全振りした展開が可能です。ベンチ狙撃が少ない現環境では、このような構築が効率的な選択肢となるでしょう。
また、ポケモンいれかえの枚数が3枚か4枚かといった違いも注目ポイントです。いれかえを多く採用するデッキは、柔軟な盤面展開が可能でピカチュウexの特性「がんばりハート」を活かしやすくなります。一方、いれかえの枠を減らしてエネルギー補充系カードを採用した構築では、ピカチュウexを長く場に留めて攻撃を続けるスタイルに適しています。
このように、ロストピカチュウデッキは同じコンセプトを持ちながらも、プレイヤーごとの工夫や好みに応じた構築が可能です。それぞれの選択肢には独自のメリットがあり、自分のプレイスタイルに最も合ったデッキを見つけることが重要です。
今回ご紹介した3種類の構築例を参考に、カード選択や戦術の幅を楽しみながら、あなたにぴったりのロストピカチュウデッキを作り上げてみてください!
まとめ
ロストピカチュウexデッキは、序盤のロストゾーン構築、中盤のピカチュウexによる圧倒的火力、終盤のガチグマとヤミラミでのフィニッシュが美しく連携したデッキです。特に、ミラージュゲートによる柔軟なエネルギー供給とピカチュウexの特性「がんばりハート」は、このデッキの大きな特徴です。ぜひ試してみてください!