
今回は秋葉原チェルモのシティリーグで優勝をしたリザードンex/テラパゴスex/ヨノワールデッキレシピの紹介です。新レギュになってもザードンexの進化時特性「れんごくしはい」を中心に、《ヨルノズク》や《テラパゴスex》と組み合わせることで、エネルギー供給とサポートが非常にスムーズな構築となっていました。
リザードンex/テラパゴスex/ヨノワール デッキレシピ
新レギュで《ロトムV》が使えなくなったのは正直痛いですよね。ただ、その代わりに《ヨルノズク》でトレーナーズを確実にサーチできるようになったのはかなり助かります。実際に回してみたところ、想像以上に山札の回りがスムーズで、今まで以上に安定感を感じました。さらに、《ゼロの大空洞》を使えばベンチを大幅に広げられるので、ポケモンを並べてテラパゴスexの火力UPを狙えるし、戦略の幅を一気に高められるんです。こうした一連の動きが決まるときは本当に気持ちいいですね。
カードの特性とワザのポイント
リザードンex
![]() |
《リザードンex》
特性: 「れんごくしはい」
リザードンexの特性「れんごくしはい」は、手札からリザードンexに進化させた瞬間に山札から基本炎エネルギーを最大3枚まで好きなように貼れるので、とにかく爆発力がすごいです。一度に複数のアタッカーを育成することも可能で、相手からすると急に高火力を叩き出される恐れがあるため、対応がかなり難しくなるんですよね。実際に使ってみると、その一気に攻め手を整えられる感覚はクセになります。
ヨルノズク
![]() |
《ヨルノズク》
特性: 「ほうせきさがし」
ヨルノズクの特性「ほうせきさがし」は、テラスタルのポケモンが場にいるときにトレーナーズカードを2枚もサーチできるのが魅力です。実際に使ってみると、必要なサポートカードを素早く手札に揃えられるので、リザードンexを進化させるタイミングやエネルギーの加速が驚くほど安定します。対戦中に「ここであのカードがあれば…!」という瞬間をしっかりカバーしてくれる頼もしい存在ですね。
テラパゴスex
![]() |
《テラパゴスex》
ワザ: 「ユニオンビート」
テラパゴスexのワザ「ユニオンビート」は、無色エネルギー2個で打てるうえに、ベンチポケモンの数に応じて火力がどんどん上がるのがポイントです。《ゼロの大空洞》があればベンチを最大8匹まで並べられるので、理論上は240ダメージを狙えるのが強烈。状況次第ではそこまでベンチを広げなくても十分な火力が出せるので、柔軟性と爆発力を両立しているところが魅力ですね。
ゼロの大空洞
![]() |
《ゼロの大空洞》
スタジアム効果
このスタジアムはテラスタル持ちのポケモンが場にいる間、なんとベンチを8匹まで広げられるのが最大の強みです。特に《テラパゴスex》の「ユニオンビート」で火力を出すときには大助かり。ただし、テラスタル持ちが倒されるとベンチが5匹に戻ってしまうので、どのタイミングでベンチを増やし、どのポケモンを並べるかといった配置の工夫が勝敗を左右します。無闇に並べ過ぎると返しの打点が痛い場合もあるので、慎重に扱いたいですね。
デッキの特徴と新環境での強み
このデッキの魅力は、瞬間火力とサポートの噛み合い方がとにかく絶妙なところ。まずは《リザードンex》で爆発的なエネルギー加速をしつつ、《ヨルノズク》でトレーナーズカードをサーチして展開を支え、そのうえで《テラパゴスex》が大きなダメージを叩き出す流れが非常に強力です。新レギュレーションに入ってからも、テラスタルを中心に盤面をどんどん広げていく動きが健在なので、環境への対応力も高め。実際にシティリーグでの優勝実績があることから、これからさらに注目が集まるのは間違いないと思います。もしまだ触ったことがない人は、一度は回してみる価値アリですよ。
