毒の力で相手を圧倒する「アラブルタケ/モモワロウ」デッキが登場!毒ダメージをじわじわ増幅させて相手の戦略を崩壊させるこのデッキ、まさにロマンと実用性を兼ね備えた一品!初手で毒コンボが決まれば、相手は身動きが取れなくなり、勝利まで一直線!さらに、非ex主体でサイドレースでも有利を取れるから、環境デッキにも負けないポテンシャルを秘めています。毒の魅力を存分に楽しむなら、このデッキで決まり!さあ、毒の恐怖を相手に刻み込もう!
カテゴリ | カード名 | 枚数 |
---|---|---|
ポケモン | ネオラントV | 2 |
ラティアスex | 1 | |
ガケガニ | 2 | |
かがやくヒスイオオニューラ | 1 | |
アラブルタケ | 2 | |
キチキギスex | 1 | |
モモワロウ | 2 | |
イキリンコex | 1 | |
ガチグマアカツキex | 1 | |
テラパゴスex | 2 | |
ヤレユータンV | 1 | |
グッズ | いれかえカート | 4 |
くさりもち | 4 | |
ネストボール | 4 | |
ハイパーボール | 4 | |
ヒスイのヘビーボール | 1 | |
ブーストエナジー古代 | 4 | |
プレシャスキャリー | 1 | |
夜のタンカ | 3 | |
森の封印石 | 1 | |
サポート | アクロマの執念 | 1 |
ブライア | 1 | |
ペパー | 4 | |
ボスの指令 | 3 | |
博士の研究オーリム博士 | 1 | |
スタジアム | ゼロの大空洞 | 4 |
エネルギー | ダブルターボエネルギー | 4 |
もくじ
毒攻撃の破壊力!相手のたねポケモンを一掃しよう!
このデッキの毒コンボがどれほど強力か、具体的に見ていきましょう!アラブルタケ、モモワロウ、かがやくヒスイオオニューラの3枚がかみ合うと、相手のどく状態のポケモンに毎ターン8個のダメカンがのります!
では、現環境でよく見るたねポケモンたちにこの毒ダメージを与えた場合を考えてみます:
- ヒトカゲ(HP70) → 1ターン目のポケモンチェックで毒ダメージ8個がのり、一撃で気絶!
- ポッポ(HP60) → 同じく毒ダメージ8個で気絶!
- ラルトス(HP70) → ポケモンチェックでHPが0になり、気絶!
- ドラメシヤ(HP70) → たった1回の毒ダメージで気絶!
さらに恐ろしいのは、相手がバトル場にしかポケモンを出していない場合。毒ダメージでそのバトルポケモンが1ターン目に気絶してしまえば、先攻1ターン目で勝負が決まるんです!
このデッキの毒コンボは、相手に「何もできないまま終わる」恐怖を与えるほどの破壊力を持っています!
毒攻撃、最高すぎる!この強力な戦術を使って、圧倒的な速攻で勝利をつかみましょう!
キチキギスexの特性「さかてにとる」に注意!
キチキギスexは、多くのデッキに採用される超優秀なドローカード!特性「さかてにとる」は、自分のポケモンがきぜつした場合に山札を3枚引けるという強力な効果で、手札補充の面で大活躍です。
ただし!ここで注意しておきたいポイントがひとつあります。それは、特性の条件である「きぜつしていたなら」の解釈です。
たとえば、どく状態でポケモンチェック中に相手のポケモンがHP0になった場合、そのポケモンのきぜつ処理はポケモンチェックの最後に行われるルールになっています。この場合、キチキギスexの特性「さかてにとる」は発動条件を満たさないんです!
つまり、どくで倒したポケモンのきぜつでは、相手は特性を使えない!
ここで気をつけたいのは、対戦相手がこのルールを知らずに、特性を使おうとする可能性があること。もし相手が「さかてにとる」をうっかり使ってしまったら、せっかく毒ダメージで倒したのに3枚ドローのアドバンテージを与えてしまうことに……!
このルールは忘れがちだけど、とても重要!毒デッキを使うなら、しっかり覚えておいて、対戦中も相手の動きを注意深く見守りましょう!✨
アラブルタケ:特性「もうどくふんじん」で毒展開の要に!
このデッキにおけるアラブルタケは、ワザを使うのではなく、特性「もうどくふんじん」を活かすことだけに特化しています。この特性は、「ブーストエナジー 古代」がついているときに発動可能で、お互いのバトルポケモンをどく状態にするという効果を持っています。
このデッキの毒戦略は、相手に継続的なダメージを与えることがポイント。そのため、アラブルタケの特性で毒状態を作り出すことが最優先事項となります。
役割はシンプル!アラブルタケは毒状態を作る起点としてだけ存在し、攻撃には参加しません。これにより、モモワロウやかがやくヒスイオオニューラの効果を最大限に引き出し、相手を一気に追い詰める布石を作ります。
アラブルタケの働きで展開する毒コンボが、このデッキの強み。特性の発動条件である「ブーストエナジー 古代」を忘れずにセットして、毒の力で相手を圧倒しましょう!
モモワロウ:毒ダメージを増幅する切り札!
モモワロウは、毒デッキの要となる強力なポケモン!その特性「もうどくしはい」が、毒ダメージを一気に増幅し、相手に致命的なプレッシャーを与えます。
特性「もうどくしはい」の効果
モモワロウがバトル場にいるだけで、毒状態のポケモンにのるダメカンがポケモンチェックのたびに5個プラスされます。通常の毒ダメージ1個と合わせて、合計6個のダメカンが毎回のることになるんです!
具体的な例:トドロクツキexを倒すコンボ
例えば、相手のバトル場にトドロクツキexがいる場合を考えてみましょう。トドロクツキexがワザ「くるいえぐる」(相手のバトルポケモンをきぜつさせ、その後、このポケモンに200ダメージ)を使い、こちらのバトル場のテラパゴスexをきぜつさせたとします。
この場合、トドロクツキexは自分にも200ダメージを受け、HPが30になります。その後、テラパゴスexをトラッシュに送り、モモワロウをバトル場に出すと……ポケモンチェックのタイミングで毒ダメージ6個がのり、トドロクツキexはきぜつ!
結果的に、相手はテラパゴスexをきぜつさせてサイドを2枚取りますが、こちらもトドロクツキexをきぜつさせてサイドを2枚取り返すことができます。これが、モモワロウの特性が生み出す強力な逆転コンボです!
モモワロウの強み
モモワロウは、自分が直接攻撃しなくても、毒の追加ダメージだけで相手をじわじわと追い詰める力を持っています。特に、バトル場に出るタイミングが重要で、きぜつ直前の相手にとどめを刺す場面を作り出せるのが魅力です。
毒ダメージを活かした戦略を極限まで引き出す、頼もしい存在。モモワロウは毒デッキの真の力を解放するキーカードと言えるでしょう!
かがやくヒスイオオニューラ:毒ダメージをさらに強化!
かがやくヒスイオオニューラは、このデッキで毒戦略をさらに強化する重要なカードです。その特性「ポイズンピーク」は、毒デッキにおいて絶大な威力を発揮します。
特性「ポイズンピーク」の効果
場にかがやくヒスイオオニューラがいるだけで、どく状態の相手ポケモンにのるダメカンがポケモンチェックごとに2個追加されます。
毒ダメージの計算例
かがやくヒスイオオニューラがいる場合、毒状態の相手にのるダメカンを計算してみましょう:
- 通常の毒:ポケモンチェックで1個のダメカン。
- かがやくヒスイオオニューラの特性追加:プラス2個のダメカン。
- 合計:3個のダメカン。
さらに、モモワロウがバトル場にいる場合:
- 通常の毒:1個。
- モモワロウの特性「もうどくしはい」:プラス5個。
- かがやくヒスイオオニューラの特性追加:プラス2個。
- 合計:8個のダメカン。
かがやくヒスイオオニューラの強み
特性のおかげで、場にいるだけで毒ダメージを大幅に強化できるのがかがやくヒスイオオニューラの最大の魅力です。攻撃をしなくても、毒ダメージの積み上げで相手をじわじわと追い詰めることが可能です。
特に、モモワロウと一緒に運用することで、ポケモンチェックごとに8個のダメカンを相手にのせるという圧倒的なダメージ量を実現。相手にとっては、逃げられない強力なプレッシャーとなります。
かがやくヒスイオオニューラは、毒デッキの真価を引き出す重要なサポートポケモンです!場に出すだけで、毒ダメージの可能性を無限大に広げてくれます。
プレシャスキャリー:毒デッキを完璧に整える神カード!
プレシャスキャリーは、毒デッキのスタートダッシュを支える最強のグッズカード!このカードを使えば、自分の山札からたねポケモンを好きなだけベンチに出せるんです!
最初のターンでこのコンボが決まったら神!
もしも初手でプレシャスキャリーとスタジアム「ゼロの大空洞」が手札にあったら、もう完璧!
テラパゴスexを場にいる状態でゼロの大空洞を出せば、ベンチに8体のポケモンを並べられるようになります。そして、プレシャスキャリーでモモワロウ、アラブルタケ、かがやくヒスイオオニューラ、ガケガニ、ラティアスexそしてヤレユータンVまで必要なポケモンを一気に並べることが可能!
ヤレユータンVでさらなる展開力を!
ラティアスexをベンチに出しておけば、どんなポケモンがバトル場にいても、ヤレユータンVをバトル場に配置でき、特性「おとりよせ」が発動します。この特性を使えば、山札から「ポケモンのどうぐ」を2枚まで持ってこられるので、ブーストエナジー 古代や森の封印石を一気に手札に加えることが可能!
森の封印石をヤレユータンVに付ければ、VSTARパワーを使って好きなカードを1枚山札から持ってこれるという究極の展開力が手に入ります。
プレシャスキャリーからつながる完璧な流れ!
この1枚から、スタジアム「ゼロの大空洞」と特性「おとりよせ」を駆使して、必要なカードを一気に揃える流れは圧巻。毒デッキの理想的な盤面を作り出す起点となるプレシャスキャリーは、まさに「神カード」と呼ぶにふさわしい存在です!
アクロマの執念:エネルギーと展開力を支える万能サポート!
アクロマの執念は、毒デッキの安定感を大幅に向上させるサポートカードです。このデッキにエネルギーが4枚しか入っていないため、エネルギーがなかなか引けないことがありますが、そんな悩みを解消してくれるのが、このカードの魅力です。
エネルギー補充の救世主
アクロマの執念の効果で、自分の山札からエネルギーを1枚選び、手札に加えることができます。このデッキに必要なエネルギーを確実に引き込むことで、攻撃や特性の準備がスムーズに進みます。
特性「ルミナスサイン」でサーチも簡単!
さらに、このデッキにはネオラントVが2枚採用されています。ネオラントVの特性「ルミナスサイン」を使うことで、アクロマの執念を山札から手札に直接サーチ可能!必要なタイミングで確実に使える点が、このデッキの強みです。
スタジアムを持ってくる効果も!
アクロマの執念のもう一つの強みは、山札からスタジアムを1枚持ってこれること。「ゼロの大空洞」などをサーチしてベンチを展開し、テラパゴスexの打点を引き上げるサポートも可能です。
デッキとの相性抜群!
エネルギー不足を補い、スタジアムでベンチを整え、さらにネオラントVとの相性が良いことで、アクロマの執念はこのデッキに欠かせない1枚となっています。特に、毒デッキの独特な展開力を支える万能サポートとして、その強さを存分に発揮します。
ガケガニ:非exで繰り出す大ダメージのエース!
ガケガニは、このデッキの中でも注目の非exポケモン。特にワザ「ヒステリックシザー」は、自分が特殊状態であると大ダメージを与えられるため、毒デッキと非常に相性が良いです。
ダメージ計算:毒+かがやくヒスイオオニューラ+くさりもち
ガケガニが毒状態のとき、以下のようにダメージが計算されます:
- ワザ「ヒステリックシザー」基本ダメージ:30+160=190ダメージ
- ダブルターボエネルギーのデメリット:-20で170ダメージ
- ポケモンチェックの毒ダメージ:+10で180ダメージ
- かがやくヒスイオオニューラの特性追加:+20で200ダメージ
- ポケモンのどうぐ「くさりもち」の追加効果:+40で最終的に240ダメージ
非exの強みを活かす!
ガケガニは非exポケモンなので、相手が倒してもサイドを1枚しか取れません。それに対し、こちらは240ダメージを叩き出し、相手の主要ポケモンをワンパンで倒すことが可能です。
タケルライコexやミライドンexに強い!
環境に多いタケルライコex(HP240)を一撃で倒すことができるのが最大の魅力!また、速攻型のミライドンexにも有効で、サイドレースを有利に進められます。
ガケガニは、非exでありながら環境に強いポケモンを突破できる頼れる存在。このポケモンの活躍で、サイドレースを一気に引き寄せる戦略が可能です!
ロマンとリスクの狭間で揺れるデッキ
アラブルタケ/モモワロウデッキは、毒で先攻ワンキルを狙うロマンあふれるデッキですが、その分いくつかのリスクも抱えています。
初手事故の不安
理想的な展開は、先攻を取って一気に必要なカードを揃え、勝負を決めること。しかし、初手で必要なカードが引けない場合、展開が止まり、そのまま押し切られてしまう危険もあります。特に、序盤でスタジアムやブーストエナジーが揃わないと、このデッキの強みが発揮できず、相手に主導権を握られてしまいます。
古代バレットとの相性問題
最近結果を出し始めている速攻型デッキ「古代バレット」と対戦すると、さらに厳しい戦いになります。特に、トドロクツキ(HP140)は、全ての毒ダメージがかみ合っても先1ターンで倒すことが難しく、逆にブーストエナジーを付けられることで毒の効果を無効化され、返しのターンでこちらがきぜつしてしまう展開に。
速攻型非exデッキに対しては、このデッキが持つ毒コンボのスピードが活かしきれないケースも多く、サイドレースで追いつけない状況が増えてしまいます。
環境トップデッキの壁
また、環境トップのリザードンexにも対策を取られているため、デッキの動きが読まれやすく、勝ち筋を崩されてしまうことが課題です。このデッキの戦略がすでに多くのプレイヤーに知られているため、初見殺しとしての効果も薄れつつあります。
ロマンの代償
毒で先攻ワンキルを狙うロマンは確かに魅力的ですが、それを突破されると詰め切れずに敗北してしまう展開が多いのが現実。最近では「まだこのデッキ使ってるの?」と笑われる場面もあるかもしれません。
それでも、このデッキには毒で一気に勝負を決める魅力が詰まっています。リスクを承知の上で使うプレイヤーには、そのロマンに応えるだけの戦略が必要と言えるでしょう。